芸人10人が団体芸に挑戦 新番組「お笑いチェインギャング」

新番組『お笑いチェインギャング』が9月28日深夜に放送される。この番組は、ひもで一括りにされた芸人たちが「団体芸」で人々を笑わせるという新ジャンルのバラエティだ。

近年のお笑い界では、個人のボケに走る芸人が増えており、チームプレーの重要性が薄れつつある。そんな中、看守服に身を包んだ堀内健(ネプチューン)が、囚人服を着て腰ひもでつながれた10人の芸人たちを厳しい眼差しで見つめる。

出演するのは、ちゃんぴおんず、高野正成(きしたかの)、あぁ〜しらき、後藤拓実(四千頭身)、かが屋、信子(ぱーてぃーちゃん)、土佐兄弟など、今が勝負の人気沸騰中の芸人たちだ。彼らがひもから解放される条件は、堀内看守が指定するシチュエーションで全員が協力し、「団体芸」で街の人を笑顔にすることだ。

最初のロケ地は埼玉県の「朝霞駅前商店会」。中華料理店での食リポや婦人服ブティックでのカーテンショーに挑戦する。続いて、ある囚人芸人の自宅を訪れ、お母さんに思い出のメニューを作ったりサプライズの歌を披露したりと、息の合った団体芸を見せる。

序盤は少々ご立腹だった堀内看守も、ラストには笑いを通り越して感動する場面も。果たして、チェインギャング芸人たちは無事に解放されるのだろうか。

堀内は「これはすごいです!お笑い番組の革命ですね!」と番組を絶賛。「動きが制約されている分、今までのお笑い番組と違っていい」と斬新なシステムを評価した。また、「『さんまのお笑い向上委員会』の後に放送はいいよね、土曜の夜にたくさんの楽しい時間を過ごして欲しい」と視聴者に呼びかけている。

フジテレビ系全国ネットで放送される『お笑いチェインギャング』。新しいお笑いの形に注目が集まる。