テックタッチのCUA調査、導入前向き48.6%も業務ルール整理完了は11.9%
テックタッチ株式会社は、従業員数300名以上の企業に勤める、総務/経営企画・経営管理/情報システム/業務改善/DX推進のいずれかの業務に携わるビジネスパーソン319名を対象に、「CUA(Computer-Using Agent)利用実態調査」を実施しました。調査では、今後1年以内のCUAの導入・活用について前向きな回答が合計48.6%に達した一方、AIに業務を実行させる前提となる自社固有の業務ルールや例外条件を「十分に整理・文書化できている」との回答は11.9%にとどまりました。本番運用の障壁としては「例外処理やイレギュラー時の判断が難しい」(36.7%)が最も多く挙げられ、運用の制御に関する課題が浮き彫りとなっています。
機能認知は67.4%に達する一方、「CUA」の名称認知は48.9%

AIがPC画面や業務システムを認識し、クリックや入力、画面遷移などの操作を通じて業務を進める機能について尋ねたところ、「内容を説明できる程度に知っている」(33.5%)と「聞いたことがあるが、詳しくは知らない」(33.9%)を合わせた機能の認知率は67.4%に達しました。「AIエージェント」という言葉の認知率は79.9%(「内容を説明できる程度に知っている」37.0%、「聞いたことがあるが、詳しくは知らない」42.9%)となった一方、「CUA」という言葉自体の認知率は48.9%(「内容を説明できる程度に知っている」22.6%、「聞いたことがあるが、詳しくは知らない」26.3%)にとどまり、46.7%が「知らない」と回答しました。
職場でのCUA利用状況では、「部署または全社で、実際の業務に継続的に利用している」が15.7%、「一部業務で試験導入・PoCを進めている」が27.0%となりました。CUAの利用経験がある層(n=169)が実際に使用した業務としては、「複数システム間の転記・更新」(52.7%)が最多で、次いで「社内システムへの情報入力・登録」(46.7%)、「定型的な申請・申込処理」(40.2%)が続いています。

本番運用の障壁は「例外処理の判断」が最多

CUAの利用をまだ始めていない、または広げていない層(n=117)にその理由を尋ねたところ、「必要性を感じていない」(24.8%)、「社内ルールや承認プロセスが整っていない」(23.1%)、「セキュリティ・情報漏洩への懸念がある」(22.2%)が上位に挙がりました。一方、「既存システムとの接続・実装方法がわからない」は5.1%にとどまりました。
また、全回答者(n=319)を対象に本番業務で運用するうえでの障壁を聞いたところ、「例外処理やイレギュラー時の判断が難しい」(36.7%)が最も多く、次いで「システムごとに権限や承認フローが複雑である」(29.5%)、「誤操作・障害発生時の停止や復旧ルールを決めにくい」(23.2%)が挙げられました。

過半数が人の確認・承認を前提視、停止機能やルール設定が求められる

AIが業務システムを操作する際の人による確認・承認については、「重要業務のみ必要」(32.0%)と「すべての実行前に必要」(19.7%)を合わせて51.7%が実行前の確認を求めており、「条件分岐や例外時のみ必要」(21.0%)を含めると7割を超えました。「基本的には不要」は6.0%でした。
一方、AIに実行させる前提となる自社固有の業務ルールや例外条件の整理状況については、「十分に整理・文書化できている」が11.9%にとどまりました。「一部整理できているが、不十分である」(39.5%)、「重要だが、ほとんど整理できていない」(19.7%)、「重要だが、どう整理・設定すればよいかわからない」(9.4%)を合わせると、68.6%が課題を認識している結果となっています。

今後1年以内のCUAの導入・活用については、「積極的に進めたい」(13.8%)と「条件が整えば進めたい」(34.8%)を合わせた48.6%が前向きな姿勢を示しました。導入・活用を進めるために特に必要な仕組みとしては、「人の確認・承認を組み込める仕組み」(33.5%)、「誤操作を防ぐ制御・停止機能」(28.5%)、「自社固有の業務ルールや例外条件を設定しやすい仕組み」(28.5%)が上位となっています。

調査概要
- 調査名称:CUA(Computer-Using Agent)利用実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2026年8月14日〜同年8月19日
- 有効回答:従業員数300名以上の企業に勤める、総務/経営企画・経営管理/情報システム/業務改善/DX推進のいずれかの業務に携わるビジネスパーソン319名
- 調査資料URL:https://techtouch.jp/resources/ebook_cua-survey/

※本調査では、AIがPC画面やブラウザ、業務システムを認識し、クリック・入力・画面遷移などの操作を通じて業務を進める機能を総称して「CUA(Computer-Using Agent)」と表記しています。 ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。


テックタッチ株式会社は、国内シェアNo.1(※1)のデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を提供しています。1,000万人(2026年1月時点 ※自社調べ)を超えるユーザーに利用されており、グッドデザイン賞の受賞や経済産業省が選ぶJ-Startup認定などを受けています。また、意思決定AIエージェント「AI Central Voice」の提供も行っています。
- 会社名:テックタッチ株式会社
- 設立:2018年3月1日
- 代表取締役 CEO:井無田 仲
- 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目17-1 PMO銀座Ⅱ 5F・8F(5F総合受付)
- 事業内容:デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」の開発および提供
- URL:https://techtouch.jp/
(※1)出典:株式会社アイ・ティ・アール「ITR Market View:コラボレーション/ナレッジ共有市場2025」デジタル・アダプション・プラットフォーム市場:ベンダー別売上金額シェア(2021~2025年度予測)
本記事はテックタッチ株式会社の発表をもとに作成されています。
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