インパクトサークルとアステナグループが価値創造モデルを共同構築 統合報告書に反映
インパクトサークル株式会社とアステナグループは、価値創造モデルの構築および高度化に共同で取り組みました。本取り組みでは、アステナグループの各事業が生み出す社会価値や目指す社会の姿を整理・体系化し、経営資本との関係性を明確にしています。この成果は、アステナホールディングス株式会社が2026 年 7 月に公表した「統合報告書 2026」の価値創造モデルに反映されました。
取り組みの背景と目的
アステナグループは、パーパス「明日の『あたりまえ』を創り続ける」のもと、ファインケミカル、 HBC(Health & Beauty Care) ・食品、医薬、化学品、ソーシャルインパクトの 5 つの事業を展開しています。同グループでは多様な事業を展開する一方、BtoB を中心とする事業特性もあり、個々の製品やサービスが社会や人々の暮らしにどのような価値をもたらし、グループ全体として目指す社会の実現にどうつながっているかをステークホルダーへ明確に示すことが課題となっていました。
また、同グループにとってのサステナビリティの定義や、各事業が果たす役割、事業活動を通じて社会やステークホルダーにもたらす変化を一貫したストーリーとして示すことも求められていました。これらを背景に、事業活動を通じた社会価値の創出と企業の持続的な価値創造との関係を体系化することを目指し、価値創造モデルの構築が進められました。
両社は2025 年にアステナグループのソーシャルインパクト事業を対象とした社会価値創出の枠組み「インパクトコンセプト」を策定しており、今回はその考え方をグループ全体へと展開しています。
価値創造モデルの内容と成果
今回の取り組みでは、各事業が誰に対してどのような価値を提供しているかを整理した上で、5 つの事業をグループ全体の視点から捉え直しました。さらに、財務資本、製造資本、知的資本、人的資本、社会関係資本、自然資本という 6 つの経営資本との関係性を整理し、事業活動、社会価値、経営資本を一体として捉えるモデルを構築しました。
「統合報告書 2026」に掲載された価値創造モデルでは、5 つの事業による価値提供を「安心・安全の基盤」「日常の快適さと前向きな変化」「地域と未来への投資」という 3 つのアウトカムとして整理し、その先に目指す 3 つのインパクトを設定しています。
さらに、企業の持続的な価値創造につながるパスウェイの一つとして、アステナグループが重視してきた「付加価値適正分配」の考え方を位置づけています。生み出した付加価値をステークホルダーへ適正に分配するとともに事業や経営資本へ再投資し、次の成長につなげる循環構造を示しました。
今後の展開
アステナグループは今後、構築した価値創造モデルを社内外のステークホルダーとの対話に活用するとともに、社会価値と経営資本との関係性を具体化し、経営や事業活動における活用につなげていく方針です。
インパクトサークル株式会社は、企業が生み出す社会価値を体系化し、経営・事業戦略や意思決定、ステークホルダーとの対話につなげるインパクトマネジメントの実装支援を今後も進めるとしています。
会社概要
アステナホールディングス株式会社
- 設立:1941年9月20日
- 本店所在地:東京都中央区日本橋本町四丁目 8 番 2 号
- 代表者:代表取締役社長 瀬戸口 智
- 主な業務:ファインケミカル、HBC(Health & Beauty Care) ・食品、医薬、化学品、ソーシャルインパクト事業を展開するグループ会社の経営管理および戦略推進
インパクトサークル株式会社
- 設立:2021年7月29日
- 本社所在地:東京都港区芝公園 2 丁目 11 番 1 号 住友不動産芝公園タワー16 階
- 代表者:代表取締役社長/CEO 高橋 智志
- 主な業務:インパクト可視化サービス/プラットフォームの提供、インパクト可視化型ファイナンスの提供
本記事はインパクトサークル株式会社およびアステナホールディングス株式会社の発表をもとに作成されています。
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