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三越伊勢丹イノベーションズ、日本酒IWA展開の白岩と資本業務提携

株式会社三越伊勢丹イノベーションズは、日本酒ブランド「IWA」を展開する株式会社白岩と資本業務提携契約を締結した。世界的な評価を得る「IWA」と、三越伊勢丹グループの顧客基盤や店舗、外商、デジタルなどの多様なアセットを組み合わせ、両社ならではの商品や体験を提供するとしている。

具体的な取り組みとして、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、JR京都伊勢丹、岩田屋本店をはじめとするグループ各店や法人外商において、「IWA」の取り扱いを順次強化し、顧客との新たな接点を広げていく。

あわせて、クイーンズ伊勢丹や海外店舗などグループ横断での展開に加え、株式会社白岩が持つ国際的なネットワークを活かした特別企画や、旅行・レストランなどの関連事業と連携した体験の場づくりも進める。これらの取り組みを通じ、商品の販売にとどまらない顧客体験の創出を図る。

提携の背景と伝統産業への支援

2024年12月に日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的な和食人気を背景に日本酒の海外での認知や需要が高まりつつある。一方で日本酒全体の国内市場は長期的に縮小し、酒造業界をはじめとする伝統産業では人材不足や事業承継が課題となっている。

三越伊勢丹グループは自社のアセットを活かし、日本酒を起点に伝統産業と地域の担い手を支える取り組みを進める。提携を通じて顧客へ新しい体験を届けるとともに、販路と収益機会を広げて株式会社白岩の成長を後押しし、収益の一部を次世代の作り手や産地へ再投資することで持続的な担い手作りにつなげる方針だ。

両社の特徴と今後の展望

株式会社白岩は、1990年から2018年までドン ペリニヨンの第5代シェフ・ド・カーヴ(醸造最高責任者)を務めたリシャール・ジョフロワ氏が、2019年に富山県立山町で設立した酒造会社である。「Assemblage(アッサンブラージュ)」の技のもと生み出される「IWA 5」は、世界のミシュラン星付きレストランや航空会社の上位クラスでも採用されている。

三越伊勢丹グループで新規事業創出やCVC機能を担う株式会社三越伊勢丹イノベーションズは、株式会社白岩の成長性やブランド価値に共感し、株主として中長期で伴走する。両社は本提携を伝統産業全体への取り組みの起点と位置づけており、将来的には日本酒で得た知見をほかの伝統産業や地域の作り手へと広げ、日本の文化や技術を国内外へ発信する取り組みへと発展させていくとしている。

会社概要

株式会社白岩

  • 代表者:代表取締役社長 シャルル・アントワン・ピカール
  • 創立者-醸造家:リシャール・ジョフロワ
  • 所在地:富山県中新川郡立山町白岩178
  • 事業内容:日本酒「IWA」の製造・販売
  • 公式サイト:https://iwa-sake.jp/ja/

株式会社三越伊勢丹イノベーションズ

  • 代表者:代表取締役 額田 純嗣
  • 所在地:東京都新宿区西新宿3丁目2番5号 三越伊勢丹西新宿ビル3階
  • 事業内容:三越伊勢丹グループの新規事業創出・CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)等
  • 公式サイト:https://www.imhds.co.jp/innovations/index.html

本記事は株式会社三越伊勢丹イノベーションズの発表をもとに作成。

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