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コーンズテクノロジー、海図プロッターGuide One発表 2027年1月受注へ

東京都港区に本社を置くコーンズテクノロジー株式会社(代表取締役社長:西岡和彦)は、LEO(低軌道衛星)を利用した海図プロッター「Guide One」を発表した。同社調べ(Web調査、確認日:2026年9月1日)によると、LEO衛星を利用した位置情報表示機能を搭載した海図プロッターとして国内初となり、2027年1月より受注開始の予定となっている。海上でジャミングやスプーフィングなどによりGNSS(全球測位衛星システム:アメリカのGPSを含む世界各国の測位衛星システム全体の総称)測位が正常に利用できない状況において、LEOへ自動的に切り替えることで自船位置を把握するためのバックアップ手段を提供する。

海上におけるジャミング・スプーフィング対策の背景

近年、中東の主要海域ではGNSSへのジャミング・スプーフィングが継続的に発生しており、報告によるとホルムズ海峡だけでも1日約1,000隻がGNSS干渉を経験しているとされる(出典:https://rin.org.uk/blogpost/1706945/513210/Operation-Maritime-Report、確認日:2026年9月1日)。特に中東の一部海域などで継続的に報告されている。

こうしたジャミング・スプーフィングは、船舶の航行に遅延を生じさせるほか、回避のための迂回による運航コストの増加や保険掛け金の上昇など、航海や物流に影響を及ぼしている。

LEOへの自動切り替えと警告表示

「Guide One」は、ジャミングやスプーフィングを検知するとLEOへ自動的に切り替える機能を備える。利用するLEO信号は一般的なGNSS信号より高い信号強度を持ち、GNSSとは異なる衛星システムから位置情報を取得するため、GNSSが干渉を受けた場合でも独立したバックアップ位置情報源として機能する。同社が実施した実証試験では、特定の試験条件下においてLEO信号による位置情報が基準位置から概ね±100mの範囲内となることが確認されている。

また、ジャミング・スプーフィングを検知した際には画面上にポップアップで警告し、現在の位置情報に使用している信号が「GNSS」か「LEO」のどちらであるかを表示する仕様となっている。

既存の航海システムから独立した設置が可能

「Guide One」は、既存のECDIS(電子海図情報表示システム)や航海システムから完全に独立して動作する。本体とアンテナを設置するだけで使用できるため、既存の航海機器側に新たな機能を追加することなく導入が可能となっている。

なお、本製品は航行の補助を目的とした機器であり、SOLAS条約で義務付けられているECDISなどの法定航海機器の代替としては利用できない。また、仕様は変更になる可能性がある。

会社概要および問い合わせ窓口

コーンズテクノロジー株式会社は、コーンズグループの一員として技術専門商社を展開している。

  • 所在地:〒105-0014 東京都港区芝3丁目3番10号コーンズハウス
  • 公式サイト:https://cornestech.co.jp/
  • 担当部署:電子機器部 通信計測チーム
  • 電話番号:03-5427-7566
  • お問い合わせフォーム:https://cornestech.co.jp/inquiry_products_comm

本記事はコーンズテクノロジー株式会社の発表をもとに作成されています。

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