吉高志音、3年目のカレンダーブック発売

俳優の吉高志音が、2025年1月はじまりのカレンダーブック「吉高志音2025カレンダーブック」(東京ニュース通信社刊)を発売した。吉高にとって3年連続となる今回のテーマは、”日常の中の幸せ”。公園や喫茶店、夜の街など、さまざまな場所で撮影が行われ、吉高と過ごす何気ない日々が切り取られた1冊に仕上がっている。

発売を記念したイベントの会見で、吉高は「朝起きてから家に帰って来るまでの自然な表情や温度感が伝わるようなものにしたかった。カメラの前で飾らない、新しい自分を見られたようでうれしかった」と満足げに語った。また、3年連続の発売となるカレンダーブックについて昨年との変化を聞かれると、「少しずつ撮られることに慣れてきた。カメラの前で素の自分を出すのはなかなか難しいが、表現の引き出しも少しずつ増えていて、顔つきの変化に出ているんじゃないかなと思う」と成長を感じていると明かした。

お気に入りカットは、居酒屋での写真だという。実際にファンから「居酒屋デートをしているみたいで距離感が良い」という感想をもらったそうで、吉高は「カレンダーや写真はファンの人とつながる1つのツールでもあるので、近くに感じてもらえるのはうれしい」と喜びを隠せない様子だった。

さらに、カレンダーブックを飾ってほしい場所を聞かれると、「玄関の扉のところとか。ドアスコープのところ。僕のことを、『行ってらっしゃい』の時に感じてほしい」とユニークな提案をし、会場の笑いを誘った。

今年1年を振り返り、「だいぶ楽しんだなと思う。稽古と本番が重なり合うスケジュールの中で、実際できるのかなという思いがあったが、意外とすごく楽しくて。いろんな役を演じ分けている役者としての楽しみを感じたし、『もっとかかってこい!』という気持ちになった」と充実した1年だったことを明かした。

今後の展望については、「ミュージカルをずっとやっていきたいし、帝国劇場の0番(舞台中央、主役の立ち位置)に立ちたい」と真剣なまなざしを見せた。演じてみたい役を聞かれると、「事務所の先輩の加藤和樹さんが演じていらっしゃる『ファントム』がすごく好きで、はかなくて消えてしまいそうな、壊れてしまいそうなものほど美しいと僕は感じるので、そんな役を演じてみたい」と意欲を見せた。

最後は、ファンに向けて「25年もよろしくね」と満面の笑みで会見を締めくくった。

valvix

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