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子どものAI利用に親の55%超が頼りすぎと実感、不安1位は思考力低下

オンラインイラスト教室を運営する株式会社アタムは、小中学生の子どもがいる500人を対象に実施した「子どものAI使用における親の不安に関する意識調査」の結果を発表しました。調査によると、半数以上の保護者が子どもがAIに頼りすぎていると感じていることが明らかになりました。不安の理由としては「思考力が低下する」が最多となり、家庭ではAI以外での調べ学習や利用制限などの対策が取られています。

半数以上の親が子どものAI頼りすぎを実感

小中学生の子どもがいる保護者を対象に、子どもがAIに頼りすぎだと感じることがあるか尋ねたところ、「よくある(15.4%)」と「たまにある(39.8%)」を合わせて55.2%に達しました。

回答者からは、夏休みの宿題や自由研究などをAIに頼っている様子や、友人との会話や悩み相談についてもAIの言う通りに行動しているといった声が寄せられました。学習面だけでなく、対人関係においてもAIへの依存を感じているケースが見られます。

最大の不安は思考力低下、回答の鵜呑みや調査力低下も懸念

子どもがAIに頼りすぎることへの不安について聞いたところ、1位は「思考力が低下する(68.4%)」となりました。次いで2位が「AIの回答を鵜呑みにする(8.4%)」、3位が「自分で調べる力がつかない(6.4%)」となっています。

上位には、疑問に対してすぐに答えが得られることで自力で試行錯誤する機会が減ることや、間違った情報を信じてしまうリスク、辞書や図鑑など他の手段で調べる力が育たないことを危惧する意見が集まりました。このほか、「対人能力が低下する」「自分の意見がなくなる」「AIに依存する」「失敗を経験できない」といった項目も挙げられています。

頼りすぎを防ぐ対策の最多はAI以外での調査

子どもがAIに頼りすぎないための対策としては、「AI以外で調べさせる(27.0%)」が1位でした。2位には「まず自分で考えさせる(19.6%)」、3位には「AIの利用を制限する(19.4%)」が続いています。

辞書や図鑑、パソコン検索などで調べさせる工夫のほか、まずは自力で考えさせてからAIを補助として使うルールを設けたり、利用時間や場面を制限したりする家庭が多い傾向にあります。また、「一緒に調べる」「子どもと会話する」「親の姿勢を見せる」といった、親子のコミュニケーションを通じて適切な距離感を保とうとする取り組みも挙げられました。

調査概要

  • 調査対象:小中学生のお子様がいる人
  • 調査期間:2026年8月30日~9月3日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:500人(女性384人/男性116人)
  • 回答者の年代:20代 6.4%/30代 40.0%/40代 45.0%/50代以上 8.6%

本記事は株式会社アタムの発表をもとに作成しました。

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