Managetech、AI社員プラットフォームMIERU CREW提供へ PoCも募集
株式会社Managetechは、AI社員の仕事やコスト、統制状況を可視化しながら運用できるAI社員プラットフォーム「MIERU CREW(ミエル クルー)」の提供を2026年9月28日より開始します。複数のAI社員が役割を分担して業務プロセスを最後まで担う「クルー(チーム)編成」を特長としています。あわせて、経費精算や請求書処理など6つの優先領域を対象に、AI社員チームを無料で設計・構築するPoC(概念実証)への参加企業募集も開始しました。
実務の多くは受領、判定、記録、例外処理、報告といった複数の工程が連なって完結します。MIERU CREWでは、1業務に対して1体のAIエージェントを割り当てるのではなく、工程ごとに役割を持つAI社員を配置し、人間の承認ポイントを含めた一つのクルーとして業務を設計します。
たとえば経費精算の場合、領収書読取担当、規程判定担当、仕訳作成担当、エスカレーション担当、月次レポート担当が役割を分担します。工程を分けることで、処理が止まった段階や人間に委ねられた判断を監査ログ上で追跡できるようになり、重要な書き込み操作は4-eyes承認を経て実行されます。

MIERU CREWは、オープンソースのAIエージェント実行基盤であるOpenClawをベースに、企業利用に必要なセキュリティ、コンプライアンス運用、コスト統制機能を組み合わせています。
運用面では、サンドボックスや外部通信の許可リスト、即時停止を行うKill Switch、監査ログなどを備え、AI社員の指示・判定・実行を可視化します。また、RouteHub機能により、タスク内容に応じて高性能モデルとコスト最適モデルを自動で振り分けます。AI社員ごとに月次のLLM予算を設定でき、上限に近づいた際は低コストなモデルへ自動で切り替える自動デグレード機能や、APIレート制限時の代替モデル自動切り替え機能によって継続運用とコスト抑制を両立します。
株式会社Managetech代表取締役の伊澤 伸氏は「AIを業務に定着させるうえで重要なのは、単にAIの性能を高めることではなく、社内の情報を適切に守りながら、利用コストを管理できる環境を整えることだと考えています」とコメントしています。
外部サービス連携と主要機能
プラットフォーム内には、441体のペルソナ、14部署カテゴリ、41の実行スキルを備えた「Agent Store」が用意されているほか、「Persona Studio」により自社専用のAI社員やスキルを設計・開発できます。
外部連携としては、5区分の公式コネクタ(Gmail、freee、Google Drive、SharePoint/OneDrive(Microsoft Graph)、Web(ヘッドレスブラウザ))や、3種類の標準チャネル連携(Slack、LINE、Microsoft Teams)に対応します。さらに、REST APIおよびMCPサーバーを用いたカスタムコネクタにより、既存の基幹システムや個別SaaSとの接続も可能です。
6つの優先領域を対象にPoC参加企業を募集
Managetechでは、複数ロールでの分業や承認・監査が必要となる以下の6領域を対象に、PoC参加企業を先着5社程度で募集しています。
- 経費精算・支出統制クルー
- 請求書処理(AP)クルー
- 顧客対応クルー(一次〜エスカレーション)
- 社内ヘルプデスク(情シス+人事+総務)クルー
- インバウンド営業(SDR)クルー
- 契約書・稟議一次レビュークルー
PoC期間は約8週間を標準とし、業務の棚卸しからクルー設計、試験稼働、効果測定までを実施します。AI社員チームの設計・構築支援は無料ですが、利用環境の準備費用、外部サービスの利用料、生成AI APIの呼び出し料金は参加企業の負担となります。

サービスおよび提供企業の概要は以下の通りです。
- サービス名:MIERU CREW(ミエル クルー)
- 提供開始:2026年9月28日
- 料金:スタンダードプラン:月額19,800円(税別)※生成AI API呼び出し料金は別途
- サービスサイト:https://www.mierucrew.com/
株式会社Managetech
- 代表者:代表取締役 伊澤 伸
- 設立:2021年11月15日
- 本店所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス2F
- URL:https://www.managetech.io/
本記事は株式会社Managetechの発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



