Sysdig Japan代表執行役員社長に元日本IBMの安田智有氏が就任
Sysdigは2026年9月28日、日本法人であるSysdig Japan合同会社の代表執行役員社長に安田 智有が就任したと発表した。安田は日本における事業戦略、営業および技術部門、パートナーエコシステムを統括する。日本は同社において最も急速に成長している市場の一つであり、2026年上半期の新規年間契約額(NACV)は前年同期比で150%超の増加となった。
高まるセキュリティ要件と日本市場での成長
日本ではAIの普及や約100万人にのぼる開発者の存在を背景に、過去2年間でクラウドネイティブ技術の導入が進んでいる。一方で、マシンスピードで進行する攻撃やエージェント型AIによる攻撃への対策としてセキュリティ要件も厳格化しており、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)をはじめとする規制・認証制度により、ランタイムセキュリティは調達時の必須要件へと位置づけが変わりつつあるとしている。
同社は同年、日本国内のIBM Cloudデータセンターに日本SaaSリージョンを開設しており、企業がデータを国内に保持してデータレジデンシー要件を満たせる環境を整備している。SysdigはForresterのレポート「The Forrester Wave™: Cloud Native Application Protection Solutions, Q1 2026」でリーダーに選出されたほか、Fast Company誌の「Best Workplaces for Innovators 2026」にも選ばれ、売上継続率(NRR)は110%を記録している。
就任にあたり安田は、志を同じくするパートナーとともに日本市場の顧客が安心してクラウドとAIを活用できるよう支援することが自身の使命であると述べている。
新社長 安田 智有の経歴
安田 智有は日本アイ・ビー・エム株式会社に27年間在籍し、ITスペシャリストからエグゼクティブ・アーキテクト、クラウド技術営業リーダーなどを歴任した。自動車、金融、ハイテク、公共分野においてIBM Cloudの全国規模の技術営業戦略を指揮した実績を持つ。
また、クラウド・ソリューション・アーキテクト組織の立ち上げや統括、クラウド・エバンジェリストとしての活動に加え、公共分野向けのISMAP対応を推進した。慶應義塾大学にて機械工学の学士号および修士号を取得しており、The Open Group認定 Distinguished Architect(Level 3)の資格を保有している。
Sysdigの概要
Sysdigのクラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)は、累計2億回以上ダウンロードされているオープンソースのリアルタイム脅威検知エンジン「Falco」をベースに構築されている。
- 本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ
- CEO:ハーテム・ナギブ
- 国内導入企業:ヤフージャパン、NTTドコモ、スクウェア・エニックス、みんなの銀行/ゼロバンク・デザインファクトリーなど
[1]The Cloud Native Computing Foundation®(CNCF®)「The State of Cloud Native Development in Japan 2026」(2026年7月)
本記事はSysdigの発表をもとに作成されています。
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