ツクリエ、ForgeアクセラレーターCohort 3の参加14社を発表
株式会社ツクリエは、東京都のスタートアップ支援事業「TIB CATAPULT」において、ものづくり分野のクラスター「Forge」として実施するアクセラレータープログラム「Cohort 3」の参加スタートアップ14社を発表しました。2026年7月31日の説明会や8月17日までの募集・審査を経て決定したものです。
採択された14社に対し、これから約12カ月にわたり、製造支援やPoC設計と実証、投資家アクセス、大企業連携といった実務ベースの伴走支援が提供されます。



プログラムのフェーズ1では、製造の方向性決定やPoC設計に注力します。フェーズ1の実績や進捗、PoCの準備状況を踏まえてPoC・大企業パートナーと審査を行い、通過した6〜7社が9月から始まるフェーズ2へ進みます。フェーズ2では製造の実施、PoC、大企業や投資家との連携に取り組みます。


期間中はマスタークラス、ミートアップ、ファイヤーサイドチャットなどを実施し、2027年には日本のVC等を招待したデモデイを開催する予定です。その後も2027年8月まで継続的なハンズオン支援や日本企業・VC等とのマッチングサポートを行い、成果創出に向けたフォローアップを実施するとしています。




採択された14社と各社の事業概要は以下の通りです。

- 株式会社Qeight(https://qeight.jp)
IoT重量棚「はかれるくん」を開発。単重0.5gから在庫数をリアルタイム自動計量し、ERP/WMS連携などを備える。セイコーエプソンや大日本印刷などに重量棚6台・単体版60台の導入実績を持つ。
- Kanaria Tech株式会社(https://www.kanaria.tech)
ロボット基盤モデル「KRM」を開発し、事前地図構築なしで人混在環境を自律走行・作業するAMRの実現を目指す。日本精工、立命館大学と実環境での実証等を推進中。
- Haloworld株式会社(https://www.haloworld.co.jp/en/)
3Dスキャナ「WalkTHERE」と体積計算ソフト「PockePlat」を活用し、建設・非鉄金属業界における盛土や工場内の体積管理効率化に取り組む。
- Sinumy株式会社(https://corp.sinumy.com/)
BLEと高精度位置測定を組み合わせ、歩く・留まるだけで認証できるハンズフリー認証プラットフォームを提供。東京メトロとの駅実証を完了。
- 合同会社道設計・TheWayDesignLLC(https://www.theway.design)
手動式車いすに後付けする駆動アシスト電動装置「押シスト!」や、スマホによる歩道凹凸検知・バリアマップ生成を展開。
- ヨクト株式会社(https://yocto-life.co.jp)
1,392個の圧力センサーを搭載したAIスマートマットを開発。身体機能の評価や経過モニタリング、データに基づく指導を支援。
- YYソリューションズ株式会社(https://www.yysolutions.co.jp)
電子ペーパー技術を用いた壁材「CALMU Wall」を開発。クラウドからリアルタイムで壁の色やデザインを切り替える空間最適化を目指す。
- 株式会社PITTAN(https://www.pittan.life/lang/jp)
微量体液を自動分析する小型ラボロボット「Pitagoras」や、Smart ELISA法対応の次世代機「Pitagoras-E」を開発。
- 株式会社Thermalytica(https://www.thermalytica.com/)
エアロゲルを用いた低熱伝導率の「TIISA®超断熱塗料」を開発。実証試験で冬季14.7%、夏季26.2%の省エネ効果を確認。
- 株式会社フリックフィット(FlicFit Inc.)(https://flicfit.com/)
圧力・加速度・ジャイロセンサー内蔵のスマートインソール「ardi」を開発。足裏圧力分布と動作を連続計測する。
- Cargar Private Limited(https://www.cargar.in/)
特許技術「EM001」を活用したポータブルDC急速充電器「eX10sn」を開発するインドのEV充電テック企業。
- PINA Creation Inc.(https://www.pinacreation.com)
真空成膜プロセスに代わる印刷可能な金属酸化物ナノインクを開発し、太陽電池やセンサー等の量産化を支援。
- Ottero Inc.(https://www.ottero.ai/)
大規模建物向けの自律型ゴミ回収サービスなど、ロボット・建物設備・AIを組み合わせた業務支援プラットフォームを提供。
- IPIN LABS Co., Ltd.(アイピンラボ)(https://home.ipinlabs.com/)
Wi-Fi・BLEとセンサーから深層学習で信号地図を生成し、追加インフラ工事なしで屋内の人やモノの位置を可視化するAI測位技術を開発。
ForgeおよびTIB CATAPULTの背景
「Forge アクセラレータープログラム」は、中小製造業の力で製造を推進し、大企業のアセットを活用して製品・サービスを革新しグローバル展開を目指すハードウェアスタートアップ支援プログラムです。ツクリエがティーエスアイ株式会社を吸収合併したことに伴い、事業を承継・運営しています。
東京都の「TIB CATAPULT(グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業)」は、イノベーション拠点「Tokyo Innovation Base」(TIB)を起点に、成長可能性が高い技術や産業分野を集中的に支援するため令和6年度から実施されている取り組みです。
本記事は株式会社ツクリエの発表をもとに作成。
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