ダンヒル、秋冬コレクション第3章「メインコレクション」を発表

英国の高級メンズブランド、ダンヒルは2024年秋冬キャンペーンの第3章「メインコレクション」を発表した。クリエイティブ・ディレクターのサイモン・ホロウェイによる初のコレクションは、ナショナル・ポートレート・ギャラリーのデュヴィーン・ウイングで披露された。

コレクションでは、ダンヒルのアーカイブからインスピレーションを得たカーコートやドライビングジャケットが登場。創業者アルフレッド・ダンヒルが自動車産業の発展に着目し展開した「モートリティ―ズ」コレクションの精神を受け継ぎ、伝統的なブラウンのグレンチェック柄の裏地を施すことで、秋のスタイルへの移行を表現している。

また、航空産業の発展にも着目し、アビエータージャケットからインスパイアされたブラウンスエードのシアリングジャケットも登場。スコットランド製の上質なウールカシミアデニムやカシミアセーターとともに、ワードローブをラグジュアリーにアップデートしている。

随所に見られるレザークラフトの専門知識やビスポークの技術は、ダンヒルの卓越した技術力を体現。最高級のスーツを持ち運ぶために設計されたオードリーキャリーは、日本の神戸カウハイドから作られており、ブランドのこだわりを感じさせる。

ダンヒルは、第1章「トランジショナル ワードローブ」、第2章「トーナル テーラリング」に続き、第3章「メインコレクション」を公開。第4章「イブニングウェア」は10月末に公開予定だ。アイコニックなブリティッシュライフスタイルの物語を紡ぐ2024年秋冬キャンペーンから目が離せない。