園芸経験者の56.4%が土の処分に困惑 栽培を控えた経験も半数超に
アップソイルカンパニー株式会社は、全国20〜69歳の男女1,000名を対象に「使い終わった園芸の土」に関する実態調査を実施した。園芸経験者の56.4%が使い終わった土の処分に困った経験を持ち、土の処分の大変さから植物の購入や栽培を控えた経験がある人は51.8%に上ることが明らかになった。
園芸経験者の半数以上が土の処分に困惑 住環境による差も

園芸経験者512人に使い終わった土(古くなった土・不要になった土)の処分に困った経験があるか尋ねたところ、「何度もある」が35.0%、「一度はある」が21.5%となり、合わせて56.4%が困った経験があると回答した。「ない」は27.5%、「これまで土を処分する必要が生じたことがない」は16.0%だった。

住環境別に見ると、庭など土を戻せるスペースがある住まいでは49.0%だったのに対し、土を戻せるスペースがない住まいでは67.0%に達した。使い終わった土の処分のしやすさには、土を戻せるスペースの有無という住環境が関係している様子がうかがえる。
処分できず1年以上放置が約4割 植物の購入を控える影響も

土の処分に困ったことがあると回答した289人を対象に、処分できずに置いたままにしていた最長期間を集計したところ、「半年未満」が17.0%、「半年〜1年未満」が26.6%、「1〜3年未満」が20.8%、「3年以上」が18.0%、「置いたままにしたことはない」が17.6%となった。「1〜3年未満」と「3年以上」を合わせると38.8%となり、処分に困った人の約4割が1年以上置いたままにした経験があることが分かった。
また、園芸経験者512人に土の処分の大変さを理由に経験したことを聞いたところ、「植物を育てるのをやめた・減らした」が22.1%、「新しく植物を買うのをためらった」が20.9%、「大きな鉢・プランターの購入を避けた」が24.4%となり、「特にない」の48.2%を除いた51.8%が購入や栽培などを控えた経験があると回答した。
土の再生認知は7割も実践は3割 有料回収には高い需要

使い終わった土を再生して繰り返し使えることの認知について尋ねたところ、「知っており、実際に再生したことがある」が33.8%、「知っていたが、やったことはない」が37.1%、「知らなかった」が29.1%となった。「知っている」と答えた人は合計で70.9%に達したものの、実際に再生した経験がある人は33.8%にとどまり、認知と行動の間に差が見られた。
使い終わった土を有料で回収するサービスについては、「ぜひ利用したい」が16.8%、「内容や価格によっては利用したい」が41.8%で、合わせて58.6%が利用に前向きな意向を示した。土の処分に困った経験がある人に限ると、利用意向は75.4%に上昇した。
自治体ごとの土のごみ出しルールの違いに関しては、「知っており、自分の自治体のルールも確認したことがある」が19.0%、「なんとなく知っていた」が25.8%、「知らなかった」が55.2%となり、半数以上が認知していない現状が示された。
アップソイルカンパニー株式会社の代表取締役社長である中原ひとみ氏は、調査結果を受けて、土の処分に困ることが植物の購入や栽培を控える行動につながっている点に触れ、関係者とともに使い終わった土が次の土へとつながる仕組みを作り、「土を捨てない」選択肢を当たり前にしていきたいと述べている。

- 社名:アップソイルカンパニー株式会社
- 設立:2023年5月10日
- 資本金:100万円
- 代表取締役社長:中原ひとみ
- 所在地:〒874-0901 大分県別府市中島町12番1号
- 事業内容:園芸用土のリサイクル再生材・循環培養土の製造販売、土の循環プラットフォーム「土のつづき」の運営
- HP:https://upsoil.jp/
- 公式ECサイト:https://www.upsoil.online/
本記事はアップソイルカンパニー株式会社の発表をもとに作成されています。
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