綿半ホールディングスが東陽興業の全株式を取得 施工体制の強化図る
綿半ホールディングス株式会社は、2026年9月24日付で東陽興業株式会社の全株式を取得した。
建築工事を中心としてきた自社グループの建設事業に東陽興業が持つ電気設備工事などの技術を取り込み、建築から設備まで一体的に手掛ける体制の構築を目指す。
株式取得の背景と目的
東陽興業株式会社は1950年に設立され、長野県飯田市をはじめとする長野県全域で電気工事、電気通信工事、管工事、消防施設工事などを手掛けてきた企業である。工場やプラントの制御システム、大型ビルの計装整備といった高度な計装技術も有している。
綿半ホールディングス株式会社は、地域の自然資源を活かした事業などを通じて地方創生に取り組んできた経緯があり、今回のグループ入りにより技術力や人材、顧客基盤、営業ネットワークを相互に活用して事業成長と新規受注の創出を図る。
一体的な施工体制と総合提案力の強化
東陽興業株式会社の技術やノウハウが加わることで、綿半ホールディングスグループは設備工事まで含めた新たな提供領域を拡大する。従来は外部事業者との連携で対応していた設備工事の一部をグループ内で担うことにより、施工体制の効率化と品質向上を目指すとしている。
これにより対応可能な工事領域を広げ、顧客の多様なニーズに対する総合的な提案力の強化につなげる考えだ。
南信州エリアでのインフラ需要への対応
リニア中央新幹線の開通を見据えた南信州エリアでは、今後インフラ整備や都市開発などの需要拡大が期待されている。東陽興業株式会社が培ってきた技術力と地域ネットワークを活かし、長野県内におけるインフラ整備を通じて地方創生の実現に貢献していく方針である。
東陽興業株式会社の会社概要および新経営体制(2026年9月24日付)
- 所在地:長野県飯田市常盤町25番地
- 資本金:50百万円
- 取締役会長:野原 勇
- 取締役副会長:下枝 正一
- 代表取締役社長:木下 承起
- 専務取締役:上原 繁(技術部長)
- 常務取締役:木下 実
- 取締役:鷲美 克実
- 執行役員:田本 克弘(工務部長)、小林 賢二(伊那支店長)、古畑 匡弘(中信支店長)、松下 哲也(施工部長)、舩坂 雅之(伊那支店次長)、代田 成美(管理部長)
- ホームページ:https://toyoiida.com/
本記事は綿半ホールディングス株式会社の発表をもとに作成。
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