バレンズとonsemi、量産車載カメラ向けA-PHY統合センサ開発で協業
バレンズセミコンダクターは、量産向け3メガピクセル車載カメラ用途に対応するコスト最適化型統合センサの開発において、onsemiと協業することを発表しました。両社はコネクティビティ技術と車載イメージング技術それぞれの専門性を生かし、自動車メーカーやTier-1サプライヤにおけるA-PHY導入の促進を目指します。
協業による統合型A-PHYソリューションの開発
今回の契約に基づき、バレンズはonsemiのイメージ・センサに統合可能なコスト最適化型A-PHYソリューションをonsemiと共同開発します。
両社はこの取り組みを通じて、コネクティビティ技術と車載イメージング技術の強みを結集し、A-PHYエコシステムのさらなる発展に貢献していく方針です。
バレンズセミコンダクターのCEOのYoram Salingerは、「今回の協業はバレンズ、MIPI A-PHY、そして自動車業界全体にとって、非常に重要な一歩となります」と述べています。統合型のコスト最適化3MPソリューションによって既存ソリューションが補完され、幅広い用途への展開が可能になるほか、自動車メーカーが複数のサプライヤから製品を選択できる環境を整えられる点にも大きな意義があるとしています。
また、onsemiのインテリジェント・センシング・グループのバイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるAhmed Salem氏は、「自動車メーカー各社やパートナーから寄せられている高い関心を見れば、MIPI A-PHYが大きなビジネス機会を生み出すことは明らかです」とコメントしました。バレンズとの協業を通じて、部品点数の削減と業界標準への対応を両立するシンプルなカメラ・アーキテクチャの開発を支援し、先進ビジョン・システムの容易な導入を目指す姿勢を示しています。
量産車への導入拡大とMIPI A-PHYの規格優位性
車載イメージ・センサの解像度は1~3MPが一般的とされています。自動車メーカー間で高解像度化が進むなか、3MPソリューションは既存の大規模市場と拡大するアップグレード需要の双方をカバーし、A-PHYを主流の量産車へ本格導入するための重要な足掛かりになると位置付けられています。
MIPI A-PHYは、自動車業界で初めて策定された高速センサ・コネクティビティ規格です。バレンズは市場で初めてA-PHY規格に準拠したチップセットを提供し、複数の自動車メーカーからデザイン・ウィンを獲得しています。
- 事業内容: 高速コネクティビティ・ソリューションのプロバイダ。最先端オーディオ・ビデオ機器や次世代ビデオ会議機器、ADAS、自動運転向け半導体チップセットの展開、HDBaseT®やMIPI A-PHYなどの業界標準の推進
- URL: https://www.valens.com/
本記事はバレンズセミコンダクターの発表をもとに作成されています。
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