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総医研HD、中国の科倫永年らと新規機能性素材の共同研究枠組み協定を締結

株式会社総医研ホールディングスは、中国大手製薬企業である四川科倫薬業グループ傘下の科倫永年大健康産業股份有限公司および思尼特生物科技有限公司との間で、新規機能性素材に関する共同研究枠組み協定を締結した。同協定を通じ、新規機能性素材の研究開発、機能性評価、製品化および事業化の推進を図る。四川科倫薬業グループの研究開発・製造基盤と同社グループの臨床研究ノウハウを組み合わせ、日本市場での展開に加え、中国市場への越境ECを含む事業展開を目指すとしている。

協定締結の背景と各社の役割

株式会社総医研ホールディングスはこれまで、抗疲労研究をはじめ科学的エビデンスに基づく機能性素材の研究開発や臨床研究、事業化に取り組んできた。今回の共同研究の対象となる新規機能性素材は、健康食品をはじめとするヘルスケア分野での活用が期待されているもので、研究開発および事業戦略上の観点から具体的な名称や詳細は非公表とされている。

本協定における各社の役割は以下の通りである。

  • 科倫永年大健康産業股份有限公司:新規機能性素材の研究開発を推進し、その研究開発基盤を活かして日本市場への展開を支援する。
  • 思尼特生物科技有限公司:科倫永年と同社グループをつなぐ連携窓口として、日中間のコミュニケーションおよびプロジェクトのコーディネートを担う。
  • 株式会社総医研ホールディングス:日本国内における臨床研究および機能性評価を通じて科学的エビデンスを構築し、日本市場における製品化・事業化を推進する。

連携する中国製薬グループと思尼特の体制

四川科倫薬業グループは、医薬品やバイオ医薬品、原薬等の研究開発、製造、販売を展開する中国の大手医薬品企業グループである。中核企業である四川科倫薬業股份有限公司(Sichuan Kelun Pharmaceutical Co., Ltd.)は深圳証券取引所に上場し、大輸液専門メーカーとしても事業を展開している。四川科倫薬業グループの時価総額は現在 1500 億元超(約 3 兆 5000 億円)に達しており、傘下には科倫薬業、川寧生物、科倫博泰の 3 社の上場企業を有する。

上場各社の 2025 年度通期売上高は、科倫薬業が 185.13 億元(約 3,856 億円)、川寧生物が 46.16 億元(約 961 億円)、科倫博泰が 20.58 億元(約 428 億円)となっている。科倫永年は同グループのグループ会社として、新たな食品・健康食品原料の研究開発および事業化を進めている。

また、日中間の連携を担う思尼特生物科技有限公司は、中日間の医薬分野において中国製薬企業の日本市場進出支援や新薬研究開発の推進を手掛けている。PMDAに関する薬事申請コンサルティングから臨床試験の実施、上市後の販売に至るまでの一貫したサポート体制を提供している。

今後の事業展開と日中双方向モデル

本協定に基づき、まずは日本国内において本素材の臨床研究および機能性評価を進めて科学的エビデンスの構築を図る。機能性表示食品をはじめとする健康食品やサプリメント等への応用を検討し、日本市場での製品化・事業化を目指す。

その後、日本で構築した科学的エビデンスや商品開発の知見を活用し、中国市場への越境ECを含む販売展開についても検討する方針である。中国で研究開発された素材をもとに日本国内でエビデンスを構築し、その成果を中国市場へ還元することで、日中双方向の事業モデル構築を目指すとしている。

株式会社総医研ホールディングスについて

株式会社総医研ホールディングスは、代表取締役社長の角田 真佐夫氏が率いるヘルスケア企業で、大阪府豊中市に本社を置き、東京証券取引所グロース市場に上場(証券コード:2385)している。医科学的研究成果の事業化を掲げ、健康食品等の臨床試験やデータ解析、健康補助食品の開発・販売などを展開している。

会社概要は以下の通りである。

  • 代表者:角田 真佐夫
  • 所在地:大阪府豊中市新千里東町1-4-2 千里ライフサイエンスセンター 13階
  • URL:https://www.soiken.com/

本記事は株式会社総医研ホールディングスの発表をもとに作成。

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