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空襲警報が鳴る地下シェルターに、笑い声が響いた–『アメトーーク!』の“売れ残りグッズ”がウクライナで平和教育の教材に

なかよし学園、ウクライナの地下シェルターでお笑い芸人マスク活用した平和授業を実施

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千葉県松戸市に拠点を置く特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトは、2026年9月4日にウクライナの首都キーウにあるキーウ第1東洋言語ギムナジウムの地下シェルターで平和教育授業を実施しました。テレビ朝日系『アメトーーク!』への出演をきっかけに託されたNON STYLE・井上裕介さんやくまだまさしさんの顔をかたどったマスクを教材として活用し、子どもたちと心や言葉について考える場を設けました。

地下シェルターで芸人マスクを活用した授業を展開

授業のテーマは「Good Words or Bad Words ― Good Words Make a Good Life」として行われました。目に見えない心の変化や言葉の影響を伝えるため、表情の印象が強い「井上マスク」と「くまだマスク」を使用。子どもたちがマスクをかぶって笑顔が生まれた場面をきっかけに、良い言葉や悪い言葉を受け取ったときの心の動きについて問いかけを行いました。

当日はP3からP6の児童をはじめ、中高生、教職員、保護者ら延べ200人を超える人々が参加しました。戦時下で空襲警報発令時の教室としても使われる地下シェルターにおいて、言葉や文化の違いを越えて子どもや周囲の大人の笑顔を引き出し、他者の心を想像する教育的な場が作られました。

授業終了後に近隣でドローン着弾も

授業が行われた日の午後には、キーウ中心部で空襲警報が発令されました。現地で活動していた中村雄一代表と中村里英事務局長が昼食を取っていた場所から約100メートルの地点にドローンが着弾し、大きな爆発音とともに周辺の道路が封鎖される事態が発生しました。報道によると、ウクライナ保安庁本部を狙ったロシア軍のドローン攻撃により少なくとも12人が負傷したとされています。

なかよし学園とお笑いグッズの取り組みは、2020年3月26日に放送された『アメトーーク!』の「グッズ売れ残り芸人」から始まりました。芸人の売れ残りグッズを廃棄せず教育支援の教材として活用する提案を行い、永野さんの言葉を書道のお手本にしたり、井上さんのマスクをアフリカへ届けたりしてきました。

2022年11月24日放送の「小道具手作り芸人」以降も、チョコレートプラネット・長田庄平さんの「スーパーマウスホーン」を理科教材に、オダウエダ・小田結希さんのカニのむき身を海洋生物の教材にするなど、多様な小道具を教材化してきました。これらのグッズやマスクは、南スーダン、シリア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ民主共和国などでも活用されています。

授業後には現地から日本の人々へ向けたメッセージが託されるなど、支援側と受ける側の双方向で学びを循環させる取り組みとなっています。

実施概要

  • 授業名:Good Words or Bad Words ― Good Words Make a Good Life
  • 実施日:2026年9月4日
  • 実施場所:キーウ第1東洋言語ギムナジウム・地下シェルター(ウクライナ・キーウ)
  • 対象:P3〜P6の児童、中高生、教職員、保護者
  • 参加者:延べ200人超
  • 使用教材:井上マスク、くまだマスク、折り紙、手紙など
  • 実施者:特定非営利活動法人なかよし学園
  • プロジェクト担当:代表・中村雄一、事務局長・中村里英
  • 主な学習テーマ:言葉と感情、思いやり、平和教育、異文化理解、心理的な安心と自己表現

本記事は特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトの発表をもとに作成しました。

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