「きらきらアフロ」23年の歴史に幕、大阪で最終回収録

2001年4月にスタートしたバラエティ番組「きらきらアフロ」が、23年間、全1182回の歴史に幕を下ろした。番組誕生の地、大阪で最終回の収録が行われ、司会の笑福亭鶴瓶と松嶋尚美が2000人を超える応募者の中から選ばれた120人の観客を前にトークを繰り広げた。

©テレビ東京/テレビ大阪

収録前、鶴瓶と松嶋は懐かしいスタッフと再会。松嶋は大阪のスタッフのことをよく覚えていたが、息子のサッカーチームの正式名称は未だに覚えられないと話し、最終回でも松嶋ワールド全開だった。

番組では過去に大阪城ホールや万博記念公園で大型イベントを開催。松嶋は観客の前で「河内音頭」を歌い、鶴瓶は微妙な歌とノリに「何の集まりや」とあきれかえった。23年間の思い出話に花を咲かせた2人は、お互いの存在の大きさを改めて感じ取っていた。

FUJIO ONISHI

最終回は9月26日深夜2時20分からテレビ東京系列6局でネット放送される。また、9月23日から3夜連続で過去の傑作選や総集編がテレビ大阪でローカル放送され、TVerでも配信される。

さらに、9月23日から10月6日まで、大阪のテレビ大阪1階ホールで「きらきらアフロ展」が開催される。過去の番組ノベルティやポスターの展示、最終回に登場した「ベリケン像」の展示、番組への思いを綴るメッセージボードなどが用意され、来場者アンケートに答えると番組グッズが当たるチャンスもある。

最終回収録後に鶴瓶&松嶋が書いたメッセージも ©テレビ大阪

23年間、笑いと感動を届け続けた「きらきらアフロ」。その歴史に幕を下ろす最終回と、ファンへの感謝の気持ちが込められたイベントに注目が集まっている。