シーティーエス、建設特化型AI「SAP マインド」を2026年10月提供開始へ
株式会社シーティーエスは、建設業に特化したAIエージェントサービス「SAP マインド」を2026年10月1日より提供開始すると発表した。現場業務支援サービス「サイトアシストパッケージ(SAP)」の新サービスとして展開される。施工計画書の自動下書き作成や法令・技術基準に関する相談機能を備え、建設技術者の業務負担軽減を目指す。
建設業の人手不足と施工管理の業務負担

建設業就業者数は、ピーク時(平成9年平均)の685万人から令和7年には478万人まで、約30%減少している。さらに55歳以上の就業者が全体の36.6%を占めるなど高齢化が進んでいる。


直接施工を担う技能者が455万人から296万人へと大きく減少する一方、建設投資額はバブル崩壊後の底(平成22年度:約42兆円)から増加に転じ、令和7年度は約76兆円となる見通しで需要は回復基調にある。人手不足と需要増の構造的なミスマッチが生じるなか、施工管理を担う技術者は41万人前後とほぼ横ばいで推移しており、技術者・現場代理人一人あたりの管理業務負荷が増していることから、施工計画書の作成や法令確認といった業務の効率化が急務となっている。
「SAP マインド」は、建設業に必須の法令・技術基準に関する情報をRAG(検索拡張生成)の形で標準搭載したAIエージェントサービスである。共通データの整備などの事前準備をすることなく、施工計画書の作成や相談業務に活用できる。主な特徴は以下の通り。
- 施工計画書の自動下書き作成:発注図書・WBSと連携し、施工計画書の下書きを短時間で作成(自社検証環境における計測値では約15分)
- 法令Q&A/技術Q&A:関連する法令・技術基準の根拠条文を示しながら質問に回答
- 「Fileforce for Construction」との連携:関連データを一元管理し、SCS評価制度への対応もしやすくなる
提供概要と今後の展開


サービスの提供概要は以下の通りである。
- 提供開始日:2026年10月1日
- 対象顧客:まずは既存のFFCご利用企業向けに提供
- 価格:同社担当まで問い合わせ
シーティーエスは今後、「SAP マインド」を工程管理・原価管理・品質管理・安全管理・環境管理など、施工管理のあらゆる局面をカバーするAIエージェントへと発展させることを目指し、機能拡張を順次進めるとしている。
株式会社シーティーエス 概要
- 社名:株式会社シーティーエス
- 本社所在地:長野県上田市古里115
- 代表取締役 社長執行役員:横島 連
- 設立:1972年4月11日
- HP:https://www.cts-h.co.jp/
- TEL:0268-26-3700(代表)
- FAX:0268-26-2102(代表)

本記事は株式会社シーティーエスの発表をもとに作成。
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