橋本英郎選手、引退試合でチャリティ活動

元日本代表のサッカー選手、橋本英郎氏が2022シーズンをもって引退。その引退試合が2023年12月16日に開催された。この試合には、病気や障がいを抱える子どもたちが特別に招待され、試合を観戦した。

橋本氏は認定NPO法人日本クリニクラウン協会のアンバサダーを務めており、同協会と共同で、生命を脅かす病気の子どもとその家族をTSURUMIこどもホスピスから招待した。子どもたちは初めて見るスタジアムに大興奮し、試合の応援を楽しんだ。

このイベントは、病気のためにスタジアムに来ることが難しい子どもたちにもサッカーの観戦を体験してもらうために企画された。TSURUMIこどもホスピスに登録している子どもと家族を招待し、クリニクラウンと一緒に橋本選手を応援した。

感染対策が必要な子どもと家族が安心してスタジアムに来られるよう、株式会社ガンバ大阪が協力し、体温調節が難しい子どもたちが安心して観戦できるラウンジを提供した。子どもたちはスタジアムの大きさに感動し、試合が始まると大きな声で応援を送った。

保護者からは、「入院中にこのイベントの話を聞き、退院直後だったけど体調を整えて、今日を迎えることができて本当にうれしい。ありがとうございます。」という感謝の声が寄せられた。子どもたちからも、「サッカーの姿に勇気をもらえました!ありがとう。」というメッセージが寄せられた。

橋本選手は、引退試合を通じて、認定NPO法人日本クリニクラウン協会と公益社団法人こどものホスピスプロジェクトに寄付を行った。2024年2月26日には、2団体を訪れ、寄付金贈呈式を行った。橋本選手は、引退試合当日の子どもたちの様子や団体の活動について熱心に話を聞き、子どもたちを応援したいという真剣な姿が印象的だった。

この招待プロジェクトは橋本英郎選手が企画し、認定NPO法人日本クリニクラウン協会、公益社団法人こどものホスピスプロジェクト、株式会社ガンバ大阪等の協力により実現した。これにより、病気や障がいを抱える子どもたちやその家族が一緒にサッカー観戦を体験することができた。