ポストポンが定禅寺アートストリートでポストポンの中央分離態を実施へ
株式会社ポストポンは、2026年9月24日(木)から開催される「定禅寺アートストリート2026-2027」の秋会期に参加し、定禅寺通を舞台に「ポストポンの中央分離態」を発表します。本企画は、2023年に始動した《社会実践ポストポン》の新たな展開として、2026年10月4日(日)まで実施されます。地域の子どもたちがチケットを使って協力店舗で食事をし、使用済みチケットを展示・販売する循環型の試みとなります。

《社会実践ポストポン》は、アーティストの笹原晃平氏が発案し、せんだいメディアテークの「せんだい・アート・ノード・プロジェクト」との協働を通して制作されたプロジェクト型アート作品です。
「貨幣を介さない交換経済は可能か?」という問いを起点に、地域の子どもたちへの食事の提供、飲食店との貸し借り、使用済みチケットの作品化と販売、収益の還元までの一連の循環そのものを作品としています。清算を先送り(ポストポン)することで関係を持続させ、子ども、飲食店、作品購入者、株主など異なる立場の参加者がチケットを介して関わり、貸し借りや信用によって生まれる関係を可視化することを目指しています。
過去最多の14店舗が協力する食事プロジェクト
2023年9月から実施されてきたワークショップ形式の実証実験「ワーキンググループ a.k.a. ご飯をたべるプロジェクト」は、これまで3度行われ、累計実施期間14日間で計133名の子どもが参加し、計433枚のチケットが配布され、13店舗が参加しました。





今回の「ポストポンの中央分離態」では、過去最長となる11日間、過去最多となる14店舗の加盟店の協力のもとで実施されます。期間中は地域の小中学生を対象に、子どもたち自身が店舗を選び、チケットセンターで受け取ったチケットを使って飲食します。使用されたチケットは回収されたのち、額装作品として定禅寺通と晩翠通の交差点付近に開設される特設ギャラリーで展示・販売されます。
協力店舗および提供メニュー、住所(仙台市青葉区)は以下の通りです。
- 創作ダイニングAS〜アズ〜:海鮮/豚肉/パスタなど(二日町16−21)
- はるのひ文庫:手作り弁当※1日10食まで(春日町10−23)
- おむすび東雲(シノノメ飯店):おにぎり、海鮮、中華など(国分町3−3−1)
- 珈巣多夢:珈琲、トースト、ケーキ※1度の入店は2人まで(国分町3−2−2−2F)
- spice SOT‘s:各種スパイスカレーなど(国分町2−14−25−2F)
- 喫茶ホルン:南インドカレー、珈琲、ラッシー、ケーキなど(立町26−17−202)
- 富貴寿司:海鮮丼 ※売り切れゴメン(一番町4−4−6)
- カブコーヒー:鴨カレー、油そば、クリームソーダ、ずんだモナカなど(本町2−10−5)
- 虹色路店:台湾料理、アジア料理など(国分町1−8−13)
- 世田谷プラトン:麻婆飯・トンテキなど(大町2−13−24)
- amnt(あむんと):amntプレートなど(一番町3−2−1)
- わでぃはるふぁ:珈琲、アイス、ケーキ、トーストなど(大町2−2−2)
- かつどんのかつどん家:かつどん、豚カツ定食など(大手町6−8)
- ターンアラウンド:アイスクリーム・珈琲など(大手町6−22)

営業時間や提供メニューは各店舗の通常営業に準拠し、状況によって中断する場合があります。


表現メディアとしての株式会社と共同所有の試み
芸術関係者や経済学者、文化人類学者、福祉領域の実践者、各種士業との検討を経て、2025年10月に株式会社ポストポンが設立されました。株式会社という社会制度そのものを表現メディアへと転換し、アートをめぐるエコシステムの再構築を試みています。
作品を購入する人だけでなく、食事を提供する飲食店なども株式を保有することでプロジェクトを共同所有する仕組みを取り入れています。なお、現在株主の公募は行われていません。
企画タイトルの「ポストポンの中央分離態」は、定禅寺通の中央分離帯と、使用時に中央から切り離されるチケットを重ね合わせたもので、分けることで生まれる余白や空白を手がかりに、都市とスケールを横断する表現を展開します。
「ポストポンの中央分離態」および「定禅寺アートストリート2026-2027」の開催概要は以下の通りです。
- 企画名:ポストポンの中央分離態
- 会期:2026年9月24日(木)〜10月4日(日)
- 時間:10:00〜18:00(チケットセンターは17:00まで)
- 会場:定禅寺通・晩翠通交差点付近 特設ギャラリー
- 参加費:無料
- アーティスト:笹原晃平
- 詳細URL:https://jozenjiart.rojo.jp/artists/sasahara-kohei.html
- 問い合わせ先:Gallery TURNAROUND(Tel:022-398-6413)
定禅寺アートストリート2026-2027 全体概要
- 会期:秋会期 2026年9月24日(木)〜11月30日(月)、春会期 2027年3月から
- 会場:定禅寺通緑道ほか
- 参加作家:笹原晃平、青野文昭、佐々瞬、ドットアーキテクツ、青柳菜摘
- 主催:定禅寺アートストリート2026-2027実行委員会、仙台市、公益財団法人仙台市民文化事業団
- 協力:定禅寺通街づくり協議会、株式会社仙台三越
- 企画監修:五十嵐太郎(東北大学大学院工学研究科 教授)
- 企画運営:せんだいメディアテーク、ギャラリーターンアラウンド、一般社団法人定禅寺通エリアマネジメント
- 公式サイト:https://jozenjiart.rojo.jp/index.html
発案者であり株式会社ポストポン代表取締役の笹原晃平氏は、1984年東京都出身で東京藝術大学美術学部先端芸術表現科を卒業し、現在は東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース(アート&デザイン領域)准教授も務めています。
本記事は株式会社ポストポンの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



