茶人が伝授する人づきあいの習慣を書籍化『いつも感じのいい人のたった6つの習慣』

茶人の千宗屋氏が著した単行本『いつも感じのいい人のたった6つの習慣』が2024年10月2日に小学館より発売される。本書では、現代社会において希薄になりがちな人間関係を改善するための立ち居振る舞いやマナーが伝授される。

著者の千宗屋氏は、茶の湯の家系である三千家のひとつ、武者小路千家の15代目家元後嗣だ。茶の湯の世界で若手リーダーとして活躍し、日本文化への深い知識と類まれな感性が国内外で高く評価されている。

千 宗屋(せん・そうおく)

本書では、感じの良い人が大切にしている6つの思考習慣として、「思いやる」「敬う」「感謝する」「心の内よりきれい」「ご縁を大切に」「わが身に置きかえる」が紹介される。さらに、これらの習慣を基にした小さな習慣も掲載され、日常生活で実践することで自分も周りも心地よい環境へと変えていくことができるという。

また、訪問時のもてなし方、食事のふるまい、冠婚葬祭の心得、ビジネスシーンでの信頼関係の築き方など、特別な場面における振る舞い方やマナーについても詳しく解説される。

新刊発売を記念して、2024年10月17日に東京・銀座蔦屋書店で著者トークイベントの開催も決定している。日本人の心得としても、茶人の心得としても読んでほしい一冊だ。