セイコー、競泳の成田実生選手と契約締結

東京都中央区に本社を置くセイコーグループ株式会社は、競泳の成田実生選手とサポート契約を締結し、アスリートチーム「Team Seiko」の新メンバーに迎えることを発表した。これにより、Team Seikoのメンバーは9名となった。

成田選手は、2022年に中学3年生の時に国際大会日本代表選手選考会で400m個人メドレーのジュニア世界記録を樹立。その後、2023年4月の日本選手権で200m、400m個人メドレーで優勝し、同年9月のアジア大会では400m個人メドレーで3位に輝いた。これらの実績から、今後の日本競泳界を牽引し、世界へ羽ばたくことが期待されている。

Team Seikoは、スポーツを通して人々に感動を届け、セイコーのグループパーパスの一端である“世界中が笑顔であふれる未来づくり”を体現するアスリートチームだ。そのメンバーは、陸上の山縣亮太、デーデー ブルーノ、豊田兼、福島千里、水泳の坂井聖人、大橋悠依、佐藤翔馬、成田実生、トランポリンの棟朝銀河の9名となった。

成田選手は、セイコーのタイマーに親しみを感じており、Team Seikoに加入できたことを喜んでいる。自身の目標を達成できるように頑張ると語った。

成田選手は2006年12月18日に東京都で生まれ、現在17歳。2022年4月に淑徳巣鴨高校に入学し、金町スイミングクラブに所属している。主な戦歴としては、2022年の国際大会日本代表選手選考会で400m個人メドレーで2位(世界ジュニア新記録樹立)、2023年の第99回日本選手権水泳競技大会で200mおよび400m個人メドレーで優勝、アジア大会で400m個人メドレーで3位、JAPAN OPEN 2023で200mおよび400m個人メドレーで優勝を果たしている。自己記録は、200m個人メドレーが2:10.11、400m個人メドレーが4:36.71だ。