アドリブワークス、海南高校での生成AIツール利用アンケート結果を発表
株式会社アドリブワークスは、事業開発向け生成AIツール「triven Sketch(特許第7751900号)」を導入した和歌山県立海南高等学校における生徒および教員向けの利用アンケート結果を発表した。同校のオリジナル探究学習カリキュラムに対応した専用テンプレートを開発し、生徒の思考を洞察・拡張するための補助ツールとして授業に導入された。アンケートでは、生徒の問いの具体化や思考の拡張に加え、教員の業務負担軽減に関する回答が得られている。
生徒の87.2%が「問いの具体化」を実感
調査結果によると、87.2%の生徒が「自分の探究の『問い』が具体的になった」と回答した。また、76.8%の生徒が「深掘りできた」「次に何をすべきか分かりやすくなった」と答えており、探究学習初期のテーマ設定や問いの整理において手がかりとなった様子がうかがえる。
生徒からは、問いを立てた理由や根拠が深掘りされて本当に探究したい部分が言語化されたという声や、教員には聞きにくい初歩的な質問も気兼ねなく行えたという意見が寄せられている。
分岐ボタンの活用で探究の視点や没頭度が向上
思考の分岐(別案を考える)機能である「分岐ボタン」の利用有無による比較では、探究の視点が増えたとする5段階評価の平均スコアにおいて、使用した生徒(90名)が3.74、使用していない生徒(35名)が2.46となり、使用した生徒の方が1.28ポイント高い結果となった。

さらに、「壁打ちに没頭した」のスコアは未使用群の3.17から使用群で3.60(+0.43)へ、「思考を深掘りできた」は3.74から4.00(+0.26)へと向上した。生徒の自由記述では、分岐機能によって異なる視点や新たな調査方法の発見につながったという感想が挙げられている。
教員の半数が個別支援の負担軽減を回答
アンケートに回答した教員9名のうち5名が「個別支援(相談対応)にかかる負荷が減った」と回答した。また、半数の教員が「総合的に見て、探究学習の質向上に寄与した」と評価している。
教員からは、生徒の行き詰まりへの対応や同じ説明の繰り返しが減少し、浮いた時間を重点支援が必要な生徒への対応や成果物のチェックに充てることができたという声が寄せられた。
調査および企業の概要
本調査の概要および発表元の情報は以下の通り。なお、アンケートの数値は回答者による自己評価であり、学習成果を客観的に測定したものではないとしている。また、授業では教員の指導のもとで利用し、生徒自身が内容を検討・検証する運用が取られた。
- 調査期間:2026年6月4日〜7月1日
- 調査対象:和歌山県立海南高等学校 普通科2年生125名、担当教員9名
- 調査方法:授業実施後のWebアンケート(調査・集計:株式会社アドリブワークス)
- 発表元企業:株式会社アドリブワークス
- 所在地:兵庫県神戸市中央区北長狭通3丁目5−10 norosi.kobe
- 代表者:代表取締役 山岡健人
- 授業の様子(海南高等学校公式note):https://kainan-h.note.jp/n/n460a3b62124a
本記事は株式会社アドリブワークスの発表をもとに作成しました。
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