いわき市の河川5地点でクマの環境DNAは未検出 フィッシュパスが調査結果を報告
福井県坂井市に本社を置く株式会社フィッシュパスは、福島県いわき市より受託した環境DNA調査業務において、同市四倉・大久地区の河川5地点で採水・分析を実施した結果を報告しました。いわき市内でツキノワグマの目撃が相次ぐ中、市民の安全確保に向けた対策強化の一環として科学的な侵入状況の把握を目的に導入されたもので、分析の対象とされた全地点でツキノワグマのDNAは検出されませんでした。
四倉・大久地区の河川5地点における調査結果
今回の調査は、ツキノワグマの目撃があった場所の周辺または上流の河川から選定された福島県いわき市内の四倉地区4地点、大久地区1地点の計5地点で実施されました。2026年7月28日(火)に採水が行われ、2026年9月3日(木)に報告された第1回目の分析結果は以下の通りです。
- 四倉地区①(境川・境川1号橋):未検出
- 四倉地区②(仁井田川・霞田橋):未検出
- 四倉地区③(袖玉山川・炭釜橋):未検出
- 四倉地区④(仁井田川・四倉町駒込字椚地内の橋):未検出
- 大久地区①(大久川・鶴房橋):未検出
環境DNA調査の特徴と今後の計画
環境DNA分析は、コップ1杯程度の河川水を採取することで、その水域を利用する生物の存在を判定できる調査手法です。今回の手法では、採水地点から上流約1kmの範囲にツキノワグマが24時間以内に存在していたかどうかを判定できます。危険な山中に立ち入ることなく、潜水調査や目視のパトロールと比較して低コストかつ短期間で広域を調査できる特長があります。
同社は龍谷大学等との共同研究を通じて、魚類調査で培った環境DNA分析技術をクマなどの陸上野生動物の生息調査に応用しています。いわき市とは通報状況に応じて調査を継続し、今回の地区を含めて合計30地点での分析を予定しています。
株式会社フィッシュパスについて
株式会社フィッシュパス(代表取締役:西村成弘)は、内水面漁業DX支援や環境DNA分析サービスなどを展開しています。
- 会社名:株式会社フィッシュパス
- 所在地:福井県坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16
- 代表者:代表取締役 西村成弘
- 設立:2016年10月
- 事業内容:デジタル遊漁券アプリ「FISHPASS」の開発・運営、環境DNA分析サービス、内水面漁業DX支援
- コーポレートサイト:https://fishpass.jp/
- 環境DNAサービス:https://fishpass-edna.jp/
本記事は株式会社フィッシュパスの発表をもとに作成しています。
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