映画『きみの色』、佐世保市でプロモーション展開

8月30日に公開される映画『きみの色』のモデル地となった長崎県佐世保市で、公益財団法人佐世保観光コンベンション協会がプロモーションキャンペーンを実施する。本作は、『映画 けいおん!』や『映画 聲の形』などのヒット作を手掛けた山田尚子監督による初のオリジナル長編アニメーション作品だ。

佐世保市内の旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館(佐世保市民文化ホール)と黒島天主堂が映画のモデル地となっており、佐世保観光コンベンション協会は長崎県観光連盟と連携し、デジタルスタンプラリーやパネル展示、宿泊者限定のオリジナルグッズプレゼントキャンペーンなどを実施する。

佐世保オリジナルのブックカバー&ステッカー

佐世保市独自の展開としては、市内の参画宿泊施設に泊まり、映画の半券を提示すると、オリジナルのブックカバーとステッカーのセットがプレゼントされる。また、映画とコラボした特集ページを展開し、山田監督がモデル地を探訪したレポート記事も公開中だ。さらに、過去に佐世保や近隣地域で撮影された作品のロケ地マップも制作された。

長崎県全体での展開としては、モデル地の佐世保市・長崎市・五島市・新上五島町にキャラクターパネルを設置し、SNSキャンペーンや映画チケット半券キャンペーンも実施される。また、モデル地情報等を掲載したロケーションマップの配布やデジタルスタンプラリーも行われる。

映画『きみの色』は、人の感情が「色」で見える高校生のトツ子と、美しい色を放つ少女・きみ、音楽好きの少年・ルイの3人が、それぞれ悩みを抱えながらバンドを組み、友情と恋心を育んでいくストーリーだ。声の出演には鈴川紗由さん、髙石あかりさん、木戸大聖さんらが名を連ね、主題歌をMr.Childrenが担当する話題作となっている。

©2024「きみの色」製作委員会