Utopai Studios長編アニメにスコット・ミュラーら参加 2027年公開へ
Utopai Studios(ユートパイ・スタジオ)は2026年9月8日、長編アニメーション映画『THE MOST SERIOUS FART』のボイスキャスティングをスコット・ミュラー(Scott Muller)が、主要ストーリーアーティストをアンディ・ブルックス(Andy Brooks)が担当すると発表しました。マイク・ベンダー(Mike Bender)によるベストセラー児童書を原作とする本作は、2027年の劇場公開を予定しています。
実力派スタッフが集結するクリエイティブチーム
本作のクリエイティブチームには、共同エグゼクティブ・プロデューサーとして『シュレック(Shrek)』でアカデミー賞にノミネートされBAFTA賞を受賞した脚本家のジョー・スティルマン(Joe Stillman)、プロダクションデザイナーとして元Pixarのアートディレクターであるジョン・リー(John Lee)、クリエイティブ・アートディレクターとして原作イラストを手がけたチャック・ディロン(Chuck Dillon)が参加します。脚本・監督・プロデューサーは原作者のベンダーが務め、ラッセル・ホランダー(Russell Hollander)もプロデューサーとして名を連ねています。
Utopai Studiosのアニメーション部門責任者であるカルロス・ルッターバッハ(Carlos Lutterbach)はベンダーと緊密に連携してチームを編成しており、ストーリー、アート、アニメーションの各チームが初期段階から連携して制作を進めているとしています。
ミュラーは、声のキャスティングについて「ユーモアをしっかり届けつつ、物語の中心にある温かさや人間味も表現できる声を見つけられることを楽しみにしています」とコメントしています。また、ベンダーは、演技やビジュアル表現の重要性を挙げ、制作陣とともにジークフリートの世界を描き出していく考えを示しました。
原作の世界観とアーティスト主導・AI活用型の制作体制
『THE MOST SERIOUS FART』は、自分自身を恥ずかしく思っている生真面目な“おなら”のジークフリート(Siegfried)が、「おなら」という存在をより立派なものに変えようと奮闘する物語です。
ベンダーとホランダーが数年にわたり企画・開発したのち、Utopai Studiosとパートナーシップを締結して映像化が進められています。同スタジオのアーティスト主導・AI活用型の制作モデルを採用しており、人間のアニメーターやイラストレーターがクリエイティブプロセスを主導してアートワークを制作します。AIはクリエイターの指揮のもとで試作や改善を支援するツールとして活用され、脚本や演出、演技、最終的なクリエイティブ上の判断に関する決定権はベンダーやクリエイティブチームが保持します。
主要スタッフの主な実績
制作に参加するスタッフは、アニメーションおよび実写映画の分野で豊富な実績を持っています。
- スコット・ミュラー(Scott Muller):現在『ザ・シンプソンズ(The Simpsons)』のキャスティング・ディレクターを務めるほか、『フューチュラマ(Futurama)』『キング・オブ・ザ・ヒル(King of the Hill)』、アニメシリーズ『Napoleon Dynamite』などを担当
- ジョー・スティルマン(Joe Stillman):『シュレック』『シュレック2』の共同脚本を担当し、『シュレック』でアカデミー賞ノミネートおよびBAFTA賞受賞、『キング・オブ・ザ・ヒル』でエミー賞に2度ノミネート
- アンディ・ブルックス(Andy Brooks):Disney、Paramount、Aardman Animations、Warner Bros.などで30年以上の経験を持ち、『トムとジェリー(Tom and Jerry)』『ナルニア国物語(The Chronicles of Narnia)』『チキンラン:ナゲット大作戦(Chicken Run: Dawn of the Nugget)』『Coyote vs. Acme』、アカデミー賞受賞短編『ぼく モグラ キツネ 馬(The Boy, the Mole, the Fox and the Horse)』などに参加
- ジョン・リー(John Lee):Disney Feature Animation、Pixar、Skydance Animationでデザインを手がけ、『カーズ』『トイ・ストーリー』『Mr.インクレディブル』シリーズ、『ファインディング・ドリー』『インサイド・ヘッド』『Ray Gunn』などに参加
- チャック・ディロン(Chuck Dillon):30年以上の活動歴を持つイラストレーターで、Highlights for Childrenをはじめとするクライアントに向けて作品を制作
- マイク・ベンダー(Mike Bender):Sony Picturesのコメディ映画『Not Another Teen Movie』の共同脚本・共同プロデュースや、『Bored Panda』などの児童書、『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー第1位となった『Awkward Family Photos』の共同制作を担当
- ラッセル・ホランダー(Russell Hollander):『Flight Risk』『Adulthood』『バレンタインデー(Valentine’s Day)』のプロデュースや、Amazon Studiosで制作中の『Honeymoon With Harry』に参加
Utopai Studiosの事業概要
Utopai Studiosは、米国カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置くAIネイティブのグローバル・エンターテインメントスタジオです。Utopai Studios APACおよびドイツのUtopai GmbHを通じて事業を展開しています。
自社プロジェクトの企画・開発、出資、制作を行うほか、映画制作者主導の制作体制や独自テクノロジーを提供しています。また、長編作品向けにキャラクターや世界観などの一貫性を管理するシネマティック・ストーリーテリング・エンジン「PAI」を開発しています。詳細情報は公式ウェブサイト(www.utopaistudios.com)で公開されています。
本記事はUtopai Studiosの発表をもとに作成されています。
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