豊橋市自然史博物館で新鉱物堀石を展示 12月19日には記念講演会も開催予定
愛知県の豊橋市自然史博物館で、新たに発見された鉱物「堀石(ホリセキ)」の展示が行われています。愛知県では4例目となる新鉱物で、実物を見ることができる機会となっています。
新鉱物「堀石」の特長と命名の由来
堀石は、愛知県北設楽郡設楽町の田口鉱山跡で見つかり、2025年に国際鉱物学連合の新鉱物・命名・分類委員会に承認されました。主な成分はバリウム、マンガン、チタンなどで、外観は黄褐色の板状(ばんじょう)結晶をしており、きれいなピンク色のバラ輝石や石英を伴います。
名称は、生前に鉱物学の発展や普及に尽力し、新種発見の可能性も指摘していた故・堀秀道博士(1934‐2019年)の功績をたたえて命名されました。
発見場所である田口鉱山は国内有数のマンガン鉱山で、美しい「パイロクスマンガン石」や新鉱物「白水雲母(しろずうんも)」の産地として知られています。なお、愛知県産の新鉱物4例はいずれも東三河地域で発見されていますが、田口鉱山跡への無許可の立ち入りは禁止されています。


展示詳細と12月開催の記念講演会
堀石の展示期間は2026年12月27日(日)までです。会場では堀石と似た「へイトマン石」や「吉村石」といった鉱物も一緒に並ぶほか、堀博士の著書「楽しい鉱物図鑑」を館内で閲覧することができます。
新鉱物の発見を記念した講演会も計画されています。堀石を分析し、2026年に論文を報告した研究グループの浜根大輔氏(東京大学物性研究所 技術専門職員)が登壇します。
- 日時:2026年12月19日(土)午後2時半から1時間
- 会場:豊橋市自然史博物館講堂
- 演題:新鉱物・堀石の発見と、最近の日本産新鉱物
- 参加費:無料
- 定員:60人
- 申込URL:https://ttzk.graffer.jp/city-toyohashi/smart-apply/apply-procedure-alias/20261219/door
企画展「ポケモン天文台」の開催概要
同館では、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの「ポケモン」の生態と照らし合わせて宇宙の不思議を学ぶ企画展「ポケモン天文台」も実施されます。
- 会期:2026年9月21日(月・祝)~12月6日(日)
- 会場:豊橋市自然史博物館 特別企画展示室
- 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
- 開館時間:平日 9時~16時30分、9月の土日祝日 9時~16時/17時~21時、10~12月の土日祝日 9時~21時(入場は閉館30分前まで、9月21日は10時開館)
- 観覧料:当日券 大人1,000円、小·中学生300円、未就学児無料/Webチケット 大人840円、小·中学生250円(別途、豊橋総合動植物公園の入園料が必要)
- 主催:豊橋市自然史博物館、自然科学研究機構 国立天文台
- 特別協力:株式会社ポケモン
- 制作協力:NHKプロモーション
- 展示制作:NHKアート
- 監修:自然科学研究機構 国立天文台
- 協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
- 特設サイト:https://www.toyohaku.gr.jp/sizensi/03event/tokuten/pokemon/index.html
本記事は豊橋市自然史博物館の発表をもとに作成されています。

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