「CFSピッチ2024」、スタートアップからビジネスプラン募集開始

株式会社CFスタートアップスと株式会社CFスタートアップパートナーズは、全国・全世界のスタートアップからビジネスプランを募集する「CFSオープンイノベーション・ピッチ2024」を開催することを発表した。エントリー受付は2024年4月1日から開始し、ビジネスプランの受付は2024年5月15日までとなっている。このイベントは、国内最大級のオープンイノベーション・ピッチイベントで、最高賞金は200万円となっている。

このイベントは、CFホールディンググループが運営する「CVC投資戦略研究会」に参加している全国の上場会社CVCを主対象に、これらと協業するビジネスプランを全国・全世界のスタートアップから募集する。スタートアップにとっては、上場会社の有する経営資源を活用して自らの事業を伸ばせる具体的な可能性がある。一方、参加上場会社にとっては、全国全世界のスタートアップから具体的なコラボ案の提案を受けることができる。

CFSが2023年に企画運営し静岡県牧之原市が主催した地域オープンイノベーション・イベント「まきチャレ2023」では、スズキ・伊藤園・矢崎部品・静岡銀行など23社の地域有力企業が協賛参加し、海外25社を含む133社のスタートアップから応募を集めた。その結果、10社以上のスタートアップが協賛参加企業とのコラボ案実現に向け協業準備を進めるべく地域に進出した。この「CFSピッチ2024」は、「まきチャレ」のコンセプトを「CVC投資戦略研究会」の参加上場会社に拡大し、これらの上場会社とのコラボ案を募るイベントとなる。

CFSピッチ2024では、書類審査によって50社のセミファイナリストを選出し、その中から審査員のみに対するオンラインのクローズドピッチ審査で15社のファイナリストを選出する。ファイナリストは、全国・全世界から視聴者が参加する「オープンピッチ」に臨み、審査員審査を経て、CFSオープンイノベーション大賞ほかを決定する。

賞金は大賞200万円、準大賞100万円に加えて、協賛企業賞25万円~50万円が予定されている。また、CFSPではコラボ案の実現に向けて受賞後のサポートをファイナリストのほかセミファイナリスト50社を対象に行う予定だ。