Dellows News

九州電力やハイレゾなど7社、総務省の分散データセンター運用実証を開始

株式会社ハイレゾ、九州電力株式会社、株式会社インターネットイニシアティブ、Qsol株式会社、株式会社ビーブリッド、ギリア株式会社、株式会社ビットメディアの7社は、総務省の「ワット・ビット連携関連実証」に採択され、2026年8月から社会実証を開始しました。本実証は「APN等を活用した分散データセンター運用のユースケース拡充に係る社会実証」を目的としており、2027年2月まで実施される予定です。

分散デジタルインフラの確立と4つのユースケース実証

本実証事業は、九州域内において、APN(All-Photonics-Network:電気信号に変換せず光信号のまま情報伝送する技術)等で接続された3カ所の分散データセンターを一つの大規模なデータセンターとして統合運用する先進的な分散デジタルインフラの確立を目指します。

あわせて、確立されたインフラ上に複数のアプリケーションを搭載し、医療・介護施設、製造工場、自治体、まちづくり等における社会課題の解決につながる4つのユースケース実証を通じて、現場運用を踏まえた技術実証を行います。将来的には、再エネ、蓄電池、分散データセンターの連携によって電力とIT処理の最適なバランスを構成する「九州版ワット・ビット連携モデル」の実現につなげる方針です。

実証では九州電力株式会社がコンソーシアム代表機関を務めます。各社の役割は以下の通りです。

  • 九州電力株式会社(代表機関):全体統括、実証全体の評価、報告書の取りまとめ等
  • 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ):APN等の低遅延ネットワーク、分散DCの技術統括および評価、取りまとめ
  • 株式会社ハイレゾ:玄海町DC拠点を提供し、豊富で高性能なGPU資源を活用した分散処理の検証
  • Qsol株式会社:製造業DXおよび自治体DXのユースケース実証で、データ可視化や解析システムを構築
  • 株式会社ビーブリッド:医療・介護DXのユースケース実証のうち、現場での評価・検証を実施
  • ギリア株式会社:医療・介護DXのユースケース実証のうち、映像を活用する高度なAI分散推論基盤を構築
  • 株式会社ビットメディア:まちづくりDXのユースケース実証で、社会実装に向けた検証および開発を担当

株式会社ハイレゾの概要

株式会社ハイレゾは、2019年よりAI開発に特化したGPUデータセンターを運営し、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供しています。石川県・香川県・佐賀県内の5カ所で、地方の廃校をはじめとした遊休施設を利活用したデータセンター開設を行っています。

  • 会社名:株式会社ハイレゾ
  • 本店:佐賀県東松浦郡玄海町諸浦106-1
  • 東京本社:東京都新宿区市谷田町3-24-1
  • 代表者:代表取締役 志倉 喜幸
  • 事業内容:GPU専用データセンターの運営、GPUクラウドサービスGPUSOROBANの提供
  • コーポレートサイト:https://highreso.jp/
  • GPUSOROBAN:https://soroban.highreso.jp/

本記事は株式会社ハイレゾの発表をもとに作成しています。

アクセスランキング

今日

1週間