第5回YOKOSUKA e-Sports CUP、決勝トーナメントの詳細決定

横須賀市は、全国の高校生を対象としたeスポーツ大会「第5回YOKOSUKA e-Sports CUP」の決勝トーナメント詳細を発表した。予選には81チームがエントリーし、熱戦の末に決勝に進出する4チームが決定。決勝トーナメントは9月1日(日)に、「いちご よこすかポートマーケット」にてオフラインで開催される。

大会アンバサダーの岸大河さんをはじめ、解説のyueさん、yukishiroさんの3名が会場に集結し、大会を盛り上げる。優勝チームの行方に注目だ。

実況:大会アンバサダー・岸大河
解説:yukishiro
解説:yue

また、今大会では初の試みとして、「メタバースヨコスカ」のワールド内でウォッチパーティーを開催。VRChatの「DOBUITA&MIKASA WORLD」にて、大会の観戦を楽しむことができる。

横須賀市は2019年から「Yokosuka e-Sports Project」を開始し、eスポーツの普及と振興に力を入れている。2023年には「Yokosuka e-Sports Partner制度」を導入し、市内外の企業・団体やプロチームとの連携を強化。現在48団体が参画している。

市内の高校でもeスポーツへの取り組みが活発だ。市では横須賀市内の高等学校にハイスペックPCを無償貸出しするなど、eスポーツ部の設立を支援。三浦学苑高校や湘南学院高校、海洋科学高校などが全国大会に出場するなど、着実に成果を上げている。

横須賀市のeスポーツ担当職員は、ゲーム好きが高じて事業の立ち上げを企画。PCメーカー等の協力を得て、高校のeスポーツ部設立支援やパートナー制度の設立に尽力してきた。今後もAIなどの新技術を活用し、観光振興や地域課題の解決につなげていく考えだ。

大会で使用されるゲームタイトル『VALORANT』は、5対5で対戦する競技性の高いタクティカルシューター。独自のキャラクター「エージェント」の特殊能力を駆使した戦略性が特徴で、世界中で人気を博している。

横須賀市のeスポーツへの取り組みは、若者の地域への愛着醸成やデジタル人材の育成、さらには国際交流など、多岐にわたる。今大会の熱戦にも注目しつつ、同市の今後の展開から目が離せない。