イオンファンタジーが新業態「Feedy Diner&Arcade」を開発

株式会社イオンファンタジーは、Z世代をターゲットにした新業態「Feedy Diner&Arcade」を開発し、2024年11月下旬に大阪府茨木市のイオンモール茨木4階にオープン予定だ。「Feedy Diner&Arcade」は、アメリカンダイナーをモチーフにした飲食区画併設の大型複合アミューズメント施設で、面積は約552坪となる。

「Feedy」という名称は、SNSのタイムライン”Feed”から着想を得ており、新しい刺激やコンテンツに彩られた場所、思わずFeedで共有したくなる体験が生まれる遊び場として、Z世代の自己表現の場となることを目指している。世界観の演出やSNSでのコミュニケーションを活用し、Z世代の興味や共感を呼ぶ業態として開発された。

イオンファンタジーは、2024年4月に発表した中期経営計画(2024年度~2026年度)にて、国内重点戦略として「価値の創出・進化」「未進出エリアへの出店」を掲げており、顧客ニーズの変化に対応する業態進化に取り組んでいる。従来の「あそび」の提供価値に加え、新たな期待価値を加えた業態を開発し、出店領域を拡大していく計画だ。

カプセル横丁
クレーン横丁

2023年にはプレイグラウンド「ちきゅうのにわ」を、2024年にはカプセルトイ専門店「カプセル横丁」、プライズゲーム専門店「クレーン横丁」を開発し、繁華街など新たなエリアにも出店している。「Feedy Diner&Arcade」は、イオンファンタジーの強みである「あそびの開発力」を軸に、これまでファミリーが中心だったターゲット層を若年層にも広げ、出店領域をさらに拡大する新業態として注目される。