まちなかの森 もっくるが第20回キッズデザイン賞で協議会会長賞を受賞
福井県敦賀市に本社を置く株式会社ジャクエツが設計施工を手がけた屋内こども広場「まちなかの森 もっくる」が、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する第20回キッズデザイン賞において、感性・創造性育成部門のキッズデザイン協議会会長賞を受賞しました。
本施設は茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」内に位置し、茨木市を事業主体としています。設計を担当した岩瀬諒子設計事務所と、株式会社明日香および株式会社ジャクエツが参画する共同事業体「茨木市まち森AJグループ」による共同受賞です。

洗練された意匠と機能性の融合を評価
審査では、都市部の屋内型施設でありながら多様な樹木の遊具に触れあい五感を刺激して主体的な遊びを促す空間構成が、都市部の子育て世帯にとって貴重なインフラになるとされました。洗練された意匠と機能性が高次元で融合し、子どもの創造性を豊かに育む施設である点が評価されています。
施設は「まちなかの森」をコンセプトに、木の香りやぬくもりを感じながら子どもたちが自由に遊べる空間として整備されました。起伏のある地形や樹木を取り入れ、子どもだけでなく保護者や地域の人々が自然と集い、交流できる場を目指しています。
伐採木を活用した遊具づくりのプロセス
施設内の遊具には、地域の公園再整備で発生した伐採木が活用されています。自然木は腐朽状態や強度の確認が難しく活用に課題があったため、伐採対象179本のうち45本・23種を3m程度に切り分けて状態や形状の確認が行われました。



さらに3Dスキャンによる構造分析や安全検証を重ね、大木の幹は大型遊具に、枝や若木などは手遊び遊具やボールプールのボールなどに加工されました。樹木のさまざまな部位が、それぞれの特性に合わせて空間全体に活用されています。
キッズデザイン賞は、子どもや子育てに配慮された製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び社会に発信することを目的に、2007年に創設された顕彰制度です。主催する特定非営利活動法人キッズデザイン協議会は2007年4月2日に設立され、会長は坂井和則(TOPPANホールディングス株式会社取締役副社長執行役員CHRO /TOPPAN株式会社取締役)が務めています。後援には経済産業省・内閣府・消費者庁・こども家庭庁・東京都が名を連ねています。
設計施工を担当した株式会社ジャクエツは1916年創業で、代表取締役社長は徳本達郎が務めています。企画・コンサルティングから設計、施工、運営管理までワンストップで提供し、近年は包括連携協定の締結やPark-PFI事業への参入など、あそびの視点を活かしたまちづくりに取り組んでいます。

本記事は株式会社ジャクエツの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



