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八千代エンジニヤリングとAtomisがタイ科学技術博覧会2026に出展

八千代エンジニヤリング株式会社と株式会社Atomisは、2026年8月15日から23日にかけて開催されたタイ科学技術博覧会2026(Thailand National Science and Technology Fair 2026)に出展しました。

同博覧会はタイ王国高等教育・科学・研究・イノベーション省(MHESI)とタイ国立科学博物館(NSM)が主催するタイ最大級の科学技術分野のイベントです。MOF(多孔性金属錯体)の開発により京都大学 理事(研究推進担当)・副学長・高等研究院特別教授である北川 進氏が2025年ノーベル化学賞を受賞したことを受け、MOFへの注目が集まる中での開催となりました。

Japan Pavilionの京都大学ブースにおける展示

八千代エンジニヤリング株式会社と株式会社Atomisは、Japan Pavilion内の京都大学ブースに出展しました。ブースでは、2025年ノーベル化学賞受賞技術であるMOFをコア技術として活用した次世代高圧ガス容器「CubiTan®」と、CubiTan®を核とした次世代型ガス供給ネットワークである「スマートガスネットワーク事業」を紹介しました。八千代エンジニヤリング株式会社にとっては、2023年の初出展以来、4度目の出展となります。

開会日である8月15日には、タイ王国副首相兼高等教育・科学・研究・イノベーション省(MHESI)大臣であるProf. Dr. Yodchanan Wongsawat氏が展示ブースを訪れました。

MOFを活用した次世代高圧ガス容器と供給ネットワーク

MOFは金属イオンと有機配位子から構築される多孔性材料で、広い比表面積を持ち、ガスや二酸化炭素などの気体の吸着・貯蔵・分離が可能です。北川特別教授が科学顧問を務める京都大学発のスタートアップである株式会社Atomisは、MOFの社会実装を牽引してきました。

CubiTan®はMOFをガスの吸着材として活用し、従来のガスボンベより低圧・大容量でメタンガスを貯蔵できる次世代高圧ガス容器です。両社が共同で推進するスマートガスネットワーク事業は、パイプラインの敷設に依存せず天然ガスやバイオガスを機動的に配送する仕組みであり、LPG依存度の高いタイのエネルギー安全保障と脱炭素の両立への貢献を目指しています。

両社は現地イベントへの出展を通じてタイ国内でのCubiTan®の認知拡大を進めており、2026年4月にはタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)傘下のタイ国家エネルギー技術センター(ENTEC)を含む三者間で「エネルギー技術に向けた先端材料活用に関する協力覚書(MoU)」を締結しました。

今後はENTECとの三者連携を軸に、タイの国別削減目標(NDC)や電力開発計画(PDP)と連動しながら、MOFを活用した次世代型エネルギー供給の社会実装を進める方針です。周辺地域への展開も視野に入れ、日本発の先端技術による社会実装モデルの構築に取り組むとしています。

本記事は八千代エンジニヤリング株式会社および株式会社Atomisの発表をもとに作成しました。

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