クオンと埼玉県鳩山町が連携協定を締結 AIとコミュニティで関係人口創出へ
クオン株式会社と埼玉県比企郡鳩山町は地域活性化に関する連携協定を締結し、2026年8月18日に鳩山町役場で調印式を行いました。オンラインコミュニティとAIを活用し、町民や町内の団体・事業者に加え、元住民や鳩山町に関心を持つ町外の人との交流を広げる取り組みです。参加者の声やアイデアを地域イベントの企画に生かし、町を訪れるきっかけづくりや継続的に関わる人の増加を目指します。
人口減少が進む鳩山町で関係人口創出を目指す
鳩山町が公表する各年4月1日時点の人口推移によると、町の人口は1995年の18,011人をピークに減少し、2026年には12,487人となりました。ピーク時と比べて約31%減少する状況の中、今回の協定を通じて町内の交流を促すとともに、町外の人が継続的に町と関わるきっかけづくりが進められます。
政府が2025年6月13日に閣議決定した「地方創生2.0基本構想」では、今後10年間で関係人口を実人数1,000万人、延べ人数1億人創出する目標が掲げられています。鳩山町とクオンも、町内外の交流を通じて地域と継続的に関わる関係人口の創出・拡大を図ります。調印式において小川知也町長は、協定の目的を関係人口の増加であると説明し、鳩山町を訪れる動機をつくりたいとの考えを示したほか、コミュニティに寄せられる声をイベントの集客や企画段階のアイデアに生かしたいと期待を述べました。
協定の締結に先立ち、2026年7月21日にはオンラインコミュニティ「HATOYAMA Terrace」が開設されました。町民、町内の団体・事業者、行政、元住民、町外の鳩山町に関心を持つ人が、町の魅力や暮らし、地域活動について語り合える場となっています。
コミュニティURL: https://www.beach.jp/circleboard/af19061/topictitle
今後は、参加したいイベントのアイデアや開催後の感想をコミュニティ内で共有し、企画や次の地域参加に生かす取り組みが検討されます。上熊井農産物直売所「ちょっくま」などの地域資源やイベントとオンライン上の交流をつなぎ、訪問後も関係が続く仕組みの構築が目指されています。
さらに、コミュニティAIエージェントを活用した交流支援や、地域活動・住民サービスなどの情報を対話形式で案内する方法の検討も行われます。参加者の関心や交流傾向を分析し、地域施策への活用可能性も検証される方針です。なお、AI活用など一部の取り組みは検討・構想段階を含んでおり、具体的な実施内容は今後両者の協議によって決定されます。
今後の展望
オンライン上で鳩山町を知り、町の人と対話し、地域イベントなどをきっかけに来訪する流れをつくり、訪問後も体験や感想を共有して次の参加につなげる仕組みの検証が進められます。継続的な来訪や地域活動への参加を促し、将来的な移住・定住の可能性も視野に入れながら、町に関わり続ける人の増加が目指されます。
- 社名:クオン株式会社 QON Co., Ltd.
- 創業:1996年
- 代表取締役:武田 隆
- 事業内容:コミュニティAIエージェントの開発、及び、社会実装
- URL:https://www.q-o-n.com/
本記事はクオン株式会社の発表および鳩山町「人口推移一覧表」、「地方創生2.0基本構想」概要をもとに作成しています。
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