住友林業、睡眠環境を整える寝室空間の提案PRIME SLEEPを展開へ
東京都千代田区に本社を置く住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎)は、睡眠環境を整える寝室空間の提案「PRIME SLEEP」を9月17日から開始します。「住友林業の家」を検討する顧客に向けて展開するものです。同社が培ってきた設計・インテリアのノウハウに、オリジナル木質内装部材「PRIME WOOD」や、企業内研究機関である筑波研究所の「木」に関する研究知見を組み合わせて設計します。
快適な睡眠を支える5つの設計要素
「PRIME SLEEP」では、睡眠を「眠りにつくとき」「眠っているとき」「目覚めのとき」の3つのシーンに分け、それぞれの快適性に配慮した寝室設計を提案します。顧客一人ひとりの暮らし方や睡眠のニーズに合わせ、以下の5つの設計要素から間取り・内装・設備などを提案する構成です。
- 木の効用:筑波研究所の研究で、木質内装を施した部屋は白色クロスの部屋と比較して熟眠感が高いことが明らかになっています。睡眠に悪影響を及ぼす青色波長を吸収する「木」の特性と「PRIME WOOD」(https://sfc.jp/ie/tree/primewood/)による木質内装を活かし、快適な睡眠環境を整えます。
- 光の設計:入眠時と起床時で照明の色や配置を切り替えられる設計により、一日の自然光の変化を室内で再現し、快適な入眠と起床をサポートします。
- 音の設計:寝室に適した音環境とされる40デシベル以下を目指し、厚手のカーテンやラグなど吸音性のある素材の活用や、隣室間に収納を配置する間取りの工夫を取り入れます。
- 空気の環境:「住友林業の家」で標準採用している「360°TRIPLE断熱」(https://sfc.jp/ie/technology/dannetsu/)の性能や木の吸放湿性を活かし、冷暖房効率を高めながら睡眠に適した温熱環境を維持します。
- 空間の調和:木やファブリックなどの素材の調和に加え、やや低めの天井による安心感のある空間演出やインテリアグリーンを取り入れたコーディネートにより、リラックス効果や疲労感の軽減を図ります。
関連する研究成果や提案の詳細は、筑波研究所の研究成果一覧ページ(https://sfc.jp/information/company/rd/tukuba/woodlibrary/effect/05.html)および「PRIME SLEEP」ホームページ(https://sfc.jp/ie/lineup/primesleep)で公開されています。
背景と研究の経緯
日本睡眠科学研究所が10,000人を対象に実施した調査では、調査対象者の約65%が睡眠に不満を感じていることが明らかになっています。また、2026年6月には「睡眠障害」が新たに標榜可能な診療科名に追加されるなど、睡眠に対する社会的関心が高まっています。
住友林業は2015年から「木」や木質空間が睡眠の質に与える影響について研究を重ねてきました。同社は科学的知見と設計ノウハウを掛け合わせることで、顧客の暮らしの質の向上と住まいづくりを通じた睡眠に関する社会課題の解決に取り組むとしています。
住友林業グループは、森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業を展開しています。


2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」では、バリューチェーン「ウッドサイクル」を回すことで森林のCO2吸収量を増やし、木造建築の普及で炭素を長期固定して社会全体の脱炭素への貢献を目指しています。今後はZEH、ZEB、LCCM住宅、ネットゼロカーボンビルを推進し、建設時と居住時の両面でCO2排出量削減を進める方針です。

本記事は住友林業株式会社の発表をもとに作成しています。
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