Dellows News

林総務大臣がハイレゾの綾川町データセンターを視察 地方創生やAI活用で意見交換

株式会社ハイレゾが香川県内で運営している綾川町データセンターを、2026年9月2日に林総務大臣が訪問しました。同センターは廃校となった校舎を活用して2026年3月に開設された、AI開発向けGPU特化型データセンターです。当日は株式会社ハイレゾ代表取締役の志倉喜幸氏や地域住民らが同席し、AIデータセンターと地方創生のつながりについて意見交換が行われました。

廃校を活用した綾川町データセンターの取り組み

綾川町データセンターは、廃校となった綾川町内の校舎を活用し、2026年3月に開設された施設です。かつて駐輪場や部活動の練習場として利用されていた体育館下の部分をデータセンターに改装し、AI開発に欠かせないGPUに特化して運営されています。校舎の教室部分は地域住民が自由に集える交流オープンスペースが整備されており、今後コミュニティスペース化する計画となっています。

同センターでは自治体や地元団体などと協力し、地域住民向けのイベント開催も行われています。これまでに実施された主な活動は以下の通りです。

  • 2026年2月28日(水):子ども向けプログラミング教室を開催
  • 2026年3月、7月:子ども向けアートワークショップ「あやがわ芸術学校」を開催
  • 2026年8月2日(水):綾川町と共催で企業向けAI活用セミナーを開催

林総務大臣による視察と意見交換

視察当日はデータセンター内の見学が行われ、代表取締役の志倉喜幸氏から地方分散型データセンターである綾川町データセンターの特徴などが紹介されました。株式会社ハイレゾ側からは、AIデータセンターの地方開設が政府の構想「ワット・ビット連携」への貢献となることや、地域社会にとっては新たな産業として地方活性化の機会になることなどが説明されました。

林総務大臣から再生可能エネルギーの活用に関するニーズについて質問が出された際には、志倉喜幸氏より将来的にニーズが高まると予想される旨が回答され、ブータンの水力発電を活用したグリーンAIデータセンターの開設計画についても紹介されました。

また、自民党の平井卓也議員、綾川町の前田武俊町長、山田地区活性化協議会の山口守会長、地域プロジェクトマネージャーの今井惠一氏、集落支援員の小嶋日奈子氏、地域おこし協力隊の小原正道氏も同席し、地域が直面する課題やAI・デジタル技術の活用について意見交換が行われました。

株式会社ハイレゾは2019年よりAI開発に特化したGPUデータセンターを運営し、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供しています。石川県・香川県・佐賀県内の5カ所で、地方の廃校をはじめとした遊休施設を利活用したデータセンターを開設してきました。

  • 2019年8月:石川県にGPU専用のデータセンターとして志賀町第1データセンターを開設
  • 2022年8月:石川県に国内最大規模の志賀町第2データセンターを開設
  • 2024年12月:香川県に中四国地方初となる高松市データセンターを開設
  • 2025年8月:佐賀県に廃校を活用した玄海町データセンターを開設
  • 2026年3月:香川県に中四国地方2拠点目となる、綾川町データセンターを開設

株式会社ハイレゾの概要

  • 会社名:株式会社ハイレゾ
  • 本店:佐賀県東松浦郡玄海町諸浦106-1
  • 東京本社:東京都新宿区市谷田町3-24-1
  • 代表者:代表取締役 志倉 喜幸
  • 事業内容:GPU専用データセンターの運営、GPUクラウドサービスGPUSOROBANの提供
  • コーポレートサイト:https://highreso.jp/

本記事は株式会社ハイレゾの発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間