キッチハイク、りそな銀行から融資受け地域創生へ
東京都台東区に本社を構える株式会社キッチハイクは、りそな銀行から融資を受けることを発表しました。この融資は、キッチハイクが展開する「保育園留学」事業が社会に与える好影響を評価したもので、地域創生に向けた取り組みを強化するために活用される予定です。
キッチハイクは、地域の課題解決と未来創造を目指す事業を展開しています。その中心となるのが「保育園留学」で、これは1-2週間家族で地域に滞在し、子どもが保育園に通うという新しい形の留学体験です。この事業は開始から2年で全国40地域に拡大し、1,650人以上・500家族以上が地域に滞在するという実績を上げています。
また、キッチハイクは「こどもと地域の未来総研」という事業も展開しています。これは地域や自治体とパートナーシップを組み、地域の未来を創造する事業スタジオです。地域資源や関係人口の調査・リサーチから計画策定、中長期滞在の留学プログラムの企画・開発・実装まで、地域創生に向けた支援を行っています。
今回の融資は、これらの事業が地域社会に与える好影響を評価したもので、りそな銀行から提供されました。融資を受けたキッチハイクは、これを機にりそなグループとの連携を深め、地域創生に貢献していく方針を示しています。
具体的には、「保育園留学」の事業推進と、「こどもと地域の未来総研」の事業提案の連携に力を入れる予定です。前者では、事業の受け入れ拠点を拡大し、体制を強化。後者では、りそなグループのネットワークを活用し、全国へ地域創生事業・支援ソリューションを提案します。
なお、キッチハイクは2024年8月までにシリーズBの投融資による資金調達を予定しており、地域創生を推進したいメガバンク・金融関係・VCからのお問い合わせを募集しています。