永井紗耶子の最新作長崎出島かれいどすこうぷが新潮社から2026年9月30日発売へ
新潮社は、2023年に山本賞と直木賞をW受賞した永井紗耶子氏の最新作『長崎出島かれいどすこうぷ』を2026年9月30日に刊行する。発売日に先立ち、装画を用いた書影が公開された。
幕府の許可なく入れない「孤島」を舞台にした時代小説
『長崎出島かれいどすこうぷ』は、文化文政期の出島を舞台にした時代小説である。
オランダ船との取引を許されていた井福屋の手代・光太は、念願の内通詞(通訳)となる。遊女だった光太の母は幼少期に出島で不審死を遂げており、光太は内通詞として出島に入ることで母の死の真相を探ろうとする。しかし、井福屋の若旦那や内通詞の先輩は商売以外のことに深入りする光太に難色を示し、出島で知り合った遊女やオランダ商館使用人も何かを隠している気配を見せる。出島の厳しい掟や禁忌・矛盾に阻まれながら、光太が真実に迫る姿を描く。

装画は村田涼平氏が担当
本作の装画は、『木挽町のあだ討ち』と同じく村田涼平氏が手掛けた。発売に先駆けて公開された書影では、物語性を反映したカバー装画を確認することができる。
著者・永井紗耶子氏の略歴
著者の永井紗耶子氏は1977年生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学文学部を卒業後、新聞記者を経てフリーランスライターとして活動した。
2010年に『絡繰り心中』で小学館文庫小説賞を受賞してデビュー。2020年刊行の『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で細谷正充賞、本屋が選ぶ時代小説大賞、2021年に新田次郎文学賞を受賞した。さらに2023年には『木挽町のあだ討ち』で山本周五郎賞と直木賞を受賞している。
その他の著書に『大奥づとめ よろずおつとめ申し候』『女人入眼』『秘仏の扉』『青青といく』『めぐる糸 明治浪漫霊異譚』などがある。
書籍情報
- タイトル:長崎出島かれいどすこうぷ
- 著者名:永井紗耶子
- 発売日:2026年9月30日(水)
- 造本:四六判ハードカバー
- 定価:(税込)2,200円
- ISBN:978-4-10-352024-5
- URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/352024/
本記事は新潮社の発表をもとに作成。
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