バスケB2、福岡が滋賀に2点差勝利で首位攻防戦のGAME1制す

2024年3月11日、ライジングゼファーフクオカは滋賀レイクスとの試合で2点差の勝利を収めた。試合は福岡80-78滋賀という結果に終わった。この試合は、シーズン初の北九州開催となる首位攻防戦のGAME1であった。

試合の初めは、ライジングゼファーフクオカの兒玉選手のジャンプシュートで先制し、その後も谷口選手の3ポイントシュートや村上選手のフリースローで9-0のランを形成した。滋賀が1回目のタイムアウトを請求し修正を図るも、タイムアウト後も福岡はパブロ選手の3ポイントシュートや村上選手のジャンプシュートでリズムを保ち続けた。

滋賀にファストブレイクを許し、福岡の勢いが一時途絶えたが、ベンチから出場した石井選手がホームゲームで初得点を決め、チームが一気に盛り上がった。前半を4点リードで終えた福岡は、後半も村上選手のジャンプシュートやブライス選手の連続得点で勢いを保ち続けた。

試合の最終クォーターでは、福岡が一時逆転を許すも、ブライス選手の得点で差を詰め、滋賀にインサイドのミスマッチを突かれるも、70-71で1点ビハインドの終盤、福岡は集中力を切らさず戦い抜き、北九州初開催を勝利で飾った。

試合後、ラモン・ロペス・スアレスHCは「今日は勝利を収めることができて本当に嬉しく思います。着々とプレーオフの準備が整っていると思います。」とコメントした。また、谷口光貴選手は「今日はあまりシュートタッチがよくなかったので、それが結果に出てしまったのかなと思います。フリースローもその一つです。最後はしっかり決めきれてよかったと思います。」と述べた。

この試合の結果、ライジングゼファーフクオカは首位との差を1ゲームに縮めることができた。今後の試合でもその勢いを保ち続けることが期待される。