NTTSportict、京都市の学校施設管理DX事業でシステム提供と検証を開始
株式会社NTTSportictは、京都市教育委員会が推進する「持続可能な学校施設の管理体制の構築のための試行研究事業」において事業者に選定され、対象校へのシステム提供および検証を開始した。


本事業では、公共施設予約システム「まちかぎリモート」およびスマートロック「RemoteLOCK」を導入し、施設予約から鍵の受渡しまでのDX化を図る。これにより、利用者の利便性向上と教職員等の管理負担軽減の両立を目指す。
事業の背景と目的
京都市では、新京都戦略のリーディング・プロジェクト「パブリック『テラス』プロジェクト」の一環として、「京都ならではの学校を核とした地域づくり(スクール・コミュニティ)の推進」を掲げ、学校施設を子どもから大人までの多彩な活動の場として再構築する取り組みを進めている。また、令和10年9月からの部活動地域展開の本格実施を見据え、地域・民間団体などが学校施設を活動拠点として利活用する機会の増加が見込まれている。
これに伴い発生する予約手続きの不便さや、教職員・管理者の鍵管理および現場対応にかかる負担を解消するため、Web予約システムとスマートロックを活用した試行研究が実施されることとなった。NTTSportictは本事業を通じて、持続可能な学校施設管理体制の構築に貢献するとともに、「マチスポ」を通じて全国の地域コミュニティやスポーツ拠点のDX化を推進するとしている。
提供システムと運用の流れ
本事業において、NTTSportictは株式会社構造計画研究所および株式会社リモートロックジャパンと連携してソリューションを提供する。対象校は京都市立上里小学校と京都市立嵯峨中学校の2校。
提供されるシステムと運用の流れは以下の通りとなる。
- 公共施設予約システム「まちかぎリモート」:利用団体がWeb上で施設の空き状況確認から予約申込みまで完結できるシステム。
- スマートロック「RemoteLOCK」および専用キーボックス:予約システムと連動し、予約完了時に利用日時に限って開錠可能な暗証番号を自動発行する。利用者は発行された番号でキーボックスを開錠し、施設の鍵を受け取って利用・返却を行う。
利用手順は、まず利用者がWeb予約システムから空き状況を確認して予約を申し込む。管理者の承認後にワンタイム暗証番号が自動発行され、利用者は現地キーボックスを開錠して鍵を受け取る。施設利用後はキーボックスへ鍵を返却する流れとなっている。

NTTSportictが提供する「マチスポ」施設管理DX
NTTSportictでは、地域のスポーツ拠点や学校施設の運営効率化・セキュリティ強化を実現する街のスポーツ推進ソリューション「マチスポ」を展開している。施設管理DXでは、Web施設予約システムやスマートロックに加え、無人撮影が可能な定点カメラソリューションを組み合わせる構成をとる。

平常時においては、学校開放時や部活動等での利用・練習風景を映像化して離れた場所にいるコーチからのオンライン指導に活用するほか、卒業式や文化祭などの学校行事を撮影して保護者へ限定配信するなど、教育や部活動のDXに活用できる。
有事(防犯・防災)においては、24時間監視による不審者侵入検知やアラーム発報などの防犯機能に加え、災害発生時の速やかな施設開放や避難所開設時の現状把握、避難誘導などへの活用が見込まれている。
株式会社NTTSportict 会社概要
- 社名:株式会社NTTSportict
- 所在地:大阪府大阪市都島区東野田町4丁目15番82号
- 代表者:代表取締役社長 西 一仁
- 事業内容:AIカメラを活用したスポーツ映像配信事業、地域スポーツDX推進事業 等
- URL:https://nttsportict.co.jp/
本記事は株式会社NTTSportictの発表および京都市教育委員会報道発表(https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000357920.html)をもとに作成
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