キユーピー ノンオイルがリニューアル&塩分・糖質25%カット

キユーピーは、ノンオイルシリーズ3品(ノンオイル青じそ、ノンオイルごまと香味野菜、ノンオイルきざみ玉葱)をリニューアルし、シリーズ全5品で塩分・糖質を25%カットすることを発表した。食品成分表2015の「和風ドレッシングタイプ調味料」と比較して、塩分と糖質を25%削減したという。

同社が1984年に日本で初めてノンオイルのドレッシングタイプ調味料を発売してから今年で40周年を迎える。当時の健康意識の高まりを背景に、ノンオイルを含むカロリー訴求ドレッシングの市場は大きく成長した。近年では健康ニーズが多様化する中、ノンオイルは縮小傾向にありながらも健康訴求ドレッシング市場の約50%を占めており、健康や美容に気をつかう女性を中心に支持を集めているという。

同社の調査によると、ノンオイル利用者は「減塩」「低糖質」をドレッシングに求める一方、既存商品の塩分や糖質の満足度は低いことが分かった。また海外では、複数の付加価値を謳う市販のドレッシングが増えており、トレンドになっているという。

リニューアルした3品は、素材の風味が向上し、ノンオイルでありながらより満足感のある味わいになったとのこと。青じその風味を生かしたさっぱりとした味わいの「ノンオイル青じそ」、香味野菜の風味をきかせた味わい豊かな「ノンオイルごまと香味野菜」、玉ねぎとかつお節だし・昆布だしで風味豊かに仕上げた「ノンオイルきざみ玉葱」の3品だ。

キユーピーは、ノンオイルのリニューアルと日々の食卓に取り入れやすいメニュー提案を通して、健康的で満足感のある食生活に貢献していくとしている。リニューアル品は2024年8月22日から全国に順次出荷される。