豊橋市民病院、第2外来治療センターを稼働開始 19床新設で化学療法の受け入れ強化
地域がん診療連携拠点病院である豊橋市民病院は、令和8年9月1日に第2外来治療センターの稼働を開始した。新たに19床の治療ブースを備え、外来における化学療法の治療環境の充実と、患者の治療計画に沿った受け入れ体制の強化を図る。

患者数の増加に対応し外来治療の体制を強化
主にがん患者などの外来化学療法を行う外来治療センターは、平成18年4月に開設され、同年5月22日より運用が開始された。毎日30~50名程度の治療を実施しており、患者数の増加に合わせて増床が繰り返され、病床数は開設当初の20床から31床まで増加していた。
患者数が増加している背景には、がん患者数の増加や治療方法の進歩と適応の拡大に加え、病気の治療だけでなく患者ができる限り快適で自分らしい生活を送れるように支援する医療・福祉の総合的な取り組み(サポーティブケア)の進歩などがある。
19床の新設でブース間隔を拡大し負担を軽減
化学療法による治療法の進歩に伴い入院から外来治療への移行が進む中、豊橋市民病院は今後も見込まれる患者数の増加に対応し、快適な治療環境を整える目的で令和8年9月1日から第2外来治療センターを稼働させた。
新たに19床の治療ブースが設けられたことで、患者それぞれの治療計画に沿った受け入れが可能となり、心身の負担軽減につながる。また、各フロアの治療ブースの間隔を広くとることで、リラックスして治療を受けられる環境が整えられた。
生活の質(QOL)向上を目指したアメニティ環境
現在、同センターでは乳がん、消化器がん、悪性リンパ腫、肺がん、前立腺がん、婦人科がんなどの化学療法が主に行われている。治療ブースにはテレビやブルーレイが装備され、快適に過ごせるようアメニティーにも配慮されている。
豊橋市民病院は、制約のある入院環境ではなく、患者が自宅でゆったりとした生活を続けながら治療を継続できるよう、今後も病院全体でより良いシステムの構築に取り組む方針を示している。
本記事は豊橋市民病院の発表をもとに作成。


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