NextDriveと自然オペレーションズ、系統用蓄電池事業で戦略的提携に基本合意
NextDrive株式会社と自然電力グループの自然オペレーションズ株式会社は、日本国内における系統用蓄電池事業の共同推進に向けた戦略的提携に関する基本合意書を締結した。自然オペレーションズのアセットマネジメント(AM)および保守運用(O&M)基盤と、NextDriveの市場入札アルゴリズムを連携させ、持続可能な系統用蓄電所の運用体制を構築する。両社は今後3年間で計100MW規模のプロジェクト取得を目指す方針だ。

提携の背景と狙い
日本の電力市場では、2027年度以降にエネルギーと調整力が一括最適化される「同時市場」への移行が予定されている。これに伴い、系統用蓄電池事業において収益機会を最大化するには、高速かつ高度な入札・制御アルゴリズムが必要となる。
NextDriveは、国内ですでに開発中を含む30MW規模のBESSプロジェクトを推進しており、同時市場への対応力と独自の投資家ネットワークを有する。一方、自然オペレーションズは国内再生可能エネルギー発電所で約680MWのアセットマネジメント実績と、累計1GW超のO&M実績を持つ。「国内実務と期中管理」を担う自然オペレーションズと、「技術と資金調達」を牽引するNextDriveが連携することで、競争力の確立を図る。
主要6電力エリアで事業を展開
共同事業では、東北、東京、中部、関西、中国、九州の主要6電力エリアを対象に、蓄電池プロジェクトの権利取得を重点的に推進する。

NextDriveが案件の権利取得、開発・建設、資金調達を牽引し、運用開始後はアグリゲーターとして最適化入札アルゴリズムを駆使して収益最大化を図る。自然オペレーションズは、国内におけるデューデリジェンスをはじめとした権利取得実務を支援するほか、稼働開始後はアセットマネジメントおよびO&Mを担当し、安定運用と管理を提供する。
両社代表者らの見解
自然オペレーションズ株式会社 取締役の鈴木 宣博氏は、2027年からの同時市場移行を見据えて蓄電池事業がより高度な運用フェーズを迎えると指摘し、最先端の制御技術と資金調達力を持つNextDriveとの提携により投資家に高いリターンと安心を提供する堅牢な運用体制を実現すると述べている。
NextDrive株式会社 代表取締役社長の顔 哲淵氏は、再生可能エネルギーの主力電源化が進む中で蓄電システムが電力需給を支える重要インフラであるとし、今回の提携を通じて長期に安定運用可能な系統用蓄電所の開発を推進し、事業を着実に拡大させたいとしている。
両社の概要
- 自然オペレーションズ株式会社
- 設立:2013年5月
- 本社:福岡県福岡市
- 代表取締役:小島 伸介
- 実績:AM 総発電出力 650 MW以上、累計管理容量 O&M 1GW以上
- URL:https://so.shizenenergy.net/
- NextDrive株式会社
- 本社:東京都港区
- 代表取締役社長:顔 哲淵
- 事業内容:エネルギーマネジメントプラットフォームおよび電力取引サービスの提供
- URL:https://www.nextdrive.io/ja/
本記事はNextDrive株式会社の発表をもとに作成。
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