シンギュレイトとHRインスティテュート、AI活用の伴走型マネジメント育成を開始
株式会社シンギュレイトと株式会社HRインスティテュートは、マネジメント研修と1on1支援サービス「Ando-san」を組み合わせた伴走型のマネジメント育成プログラムの提供を開始しました。本プログラムは、人による研修とAIによる実践支援を掛け合わせ、ピープルマネジメントの実践定着を図るものです。あわせて、プログラム内容を紹介する両社共催セミナーの再配信も実施されます。
開発の背景とプログラムの狙い
生成AIの普及により業務のAI移行が進むなか、マネージャーにはコーチングやファシリテーションを中心とするピープルマネジメントの役割が求められています。しかし、従来の研修は業務経験への接続がフォローしきれず、1on1ツールなどのシステムも導入のみで止まりやすいという課題がありました。
こうした課題に対し、HRインスティテュートの研修設計力とシンギュレイトのAI・ピープルアナリティクス技術を掛け合わせ、「人(育成のプロ)×AI」のハイブリッドで実践定着を支援するプログラムが開発されました。


本プログラムは、経験学習モデル(D.A.Kolb)に基づき、約3〜6ヶ月かけて以下の5つのステップで進められます。

- ピープルマネジメント・トレーニング(3時間×1回):傾聴・問いかけ・フィードバックの「型」をロールプレイで習得
- 1on1実践(4〜6週):日常の1on1で実践。1on1支援AI「Ando-san」が毎回の対話行動(コーチング率、発話時間など)を自動計測し、即時フィードバック
- 振り返りグループコーチング(60〜90分):講師がファシリテーターとして入りながら、実践データを素材にマネージャー同士で対話し、学びを自分ごと化
- 1on1実践(4〜6週):データの変化を確認しながら継続。必要に応じて講師の個別フィードバック
- 振り返りワークショップ(3時間×1回):KPI達成状況の共有と学びの型化
実践の場で活用される「Ando-san」は、上司と部下の1on1に同席して会話行動を可視化し、話し方や聴き方を改善する支援AIです。話す内容ではなく話した時間・聞いた時間に焦点を当て、改善ポイントを示します。
プログラムの対象はメンバーマネジメントを担う管理職・マネージャー層で、提供形式はオフラインとオンラインのいずれにも対応しています。
開発の背景となる両社の実績
株式会社シンギュレイトの「Ando-san」を利用した1on1では、マネージャーの85.7%でコーチングの増加傾向が確認されたほか、メンバーの主体性向上が示唆される科学的データが確認されています(産業・組織心理学会, 2024年)。会話の行動変容を学会で報告している唯一の1on1のシステム・サービスであるとしています(シンギュレイト調べ)。
株式会社HRインスティテュートは1993年の設立以来30年以上にわたり、経営・人事領域のコンサルティングや人材育成プログラムを提供しており、受講者はのべ100万人以上にのぼります。本プログラムには、同社の独自メソッド「ワークアウト」を通じて培われたノウハウが活かされています。


今回の取り組みについて、シンギュレイト代表取締役の鹿内 学氏は「対話をデータで可視化し、伴走する科学的なアプローチで応えます」と述べています。また、HRインスティテュート取締役の江口 瑛子氏は、マネージャーが振り返りを行えるよう伴走し、データという手がかりを添えることで変化を実感できる仕組みを目指したとしています。
共催セミナーの配信概要

本プログラムの背景と設計思想を対談形式で解説する共催セミナー「1on1がAIで変わる。部下が自律的に動き出すマネジメント」が再配信されます。
- 配信期間:10月2日(金)、10月14日(水)、10月15日(木)各日 12:00~13:00, 14:00~15:00
- 形式:オンライン配信
- 参加費:無料
- 対象:経営者、人事・人材開発責任者、マネジメント層
会社概要
株式会社HRインスティテュート
- 代表者:代表取締役社長 三坂健
- 本社所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-13-23 HRIビジョンハウス
- 会社URL:https://www.hri-japan.co.jp/

株式会社シンギュレイト
- 代表者:代表取締役 鹿内 学
- 本社所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609
- 会社URL:https://cingulate.co.jp/
本記事は株式会社シンギュレイトおよび株式会社HRインスティテュートの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



