にしき食品、小学生とのカレー開発でキッズデザイン協議会会長賞を受賞
株式会社にしき食品(本社:宮城県岩沼市、代表取締役社長:菊池洋一)が展開するレトルト食品専門店NISHIKIYA KITCHENの「学校のカレープロジェクト」が、「第20回キッズデザイン賞(子どもの参加・参画部門/カテゴリー:食育・くらし)」において上位賞である「キッズデザイン協議会会長賞」を受賞した。全286点の受賞作品の中から優秀作品として選ばれた。本プロジェクトは、子どもたちの創造力を育み食育へつなげることを目的に、小学生とともに企画開発から販売までの一連のプロセスを学ぶ教育連携の取り組みである。

審査委員会からは、子どものアイデアをプロの技術でレトルトカレーという製品へ具現化させ販売まで行った共創のプロセスや、被災地という背景を踏まえて楽しみながら食と防災に向き合う姿勢が社会参画の重要なアプローチである点が高く評価された。
プロジェクトに参加した岩沼市立玉浦小学校の愛澤校長は、自由な発想を生かして試行錯誤した経験が児童の成長につながり、地域の安全やつながりを考える貴重な学びになったとしている。また、株式会社にしき食品直営統括部の添野氏は、児童が主体的に成長していく姿に応えようと熱量が増した1年間であったと振り返り、挑戦のヒントや一歩となることへの期待を述べている。

小学生とプロが約1年かけて2種類のカレーを開発

「学校のカレープロジェクト」は2023年にスタートした教育連携プロジェクトである。今回受賞した3年目の取り組みでは、東日本大震災の被災地である宮城県岩沼市立玉浦小学校と実施された。
授業は2025年4月から約1年をかけて全9回行われ、ニシキヤキッチンに加え、株式会社良品計画(本社:東京都文京区、代表取締役社長:清水智)が展開する無印良品の店舗スタッフも参加した。児童から募集したアイデアをもとに、試作や2回の改良、パッケージデザイン、POPや売り場づくり、食育や防災に関する授業を経て、以下の2商品が完成した(現在は販売終了)。


- 6年1組とつくった「りんごやきにくカレー」:玉浦小学校の給食で人気の「玉小やきにく」の味わいをイメージしたカレー
- 6年2組とつくった「にくカレー」:豚・鶏・牛・羊の4種類のお肉に合わせ、トマトやヨーグルトを使ってインドカレー風に仕立てたカレー


プロジェクトは現在4年目を迎えており、今年度は岩沼市立岩沼小学校とともに取り組みを進めている。

被災地での経験を活かした「おいしく防災」の取り組み

東日本大震災から15年を迎えた2026年、当時被災した岩沼市に本社を置く企業と学校として、支援への感謝と防災の大切さを届ける想いが込められた。開発された商品のパッケージには「おいしく防災」のアイコンが入れられ、普段食べ慣れたおいしさがもしもの安心につながるというフェーズフリーな考え方が提唱されている。
岩沼市立玉浦小学校は2011年の震災経験から防災教育に注力しており、2025年は年間11回の避難訓練、3回の集団下校訓練、12回の防災学習を実施したほか、2024年度「ぼうさい甲子園」グランプリ、2025年度「ぼうさい甲子園」ぼうさい大賞を受賞している。にしき食品も津波で工場が浸水した被災企業として、約45日後に生産を再開した経緯があり、普段の食卓の食事がそのまま備えになる「おいしく防災」の考え方を発信している。
キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮した製品・サービス・空間・活動・研究を対象に、優れた作品を表彰する制度として2007年に特定非営利活動法人キッズデザイン協議会により創設された。
株式会社にしき食品の概要は以下の通りである。

- 会社名:株式会社にしき食品
- 本社所在地:宮城県岩沼市下野郷字新関迎265番地1
- 代表者:代表取締役会長/菊池 洋 代表取締役社長/菊池 洋一
- 設立:1952年3月
- 資本金:3,000万
- ホームページ:https://www.nishiki-shokuhin.jp/
- オンラインショップ:https://nishikiya-shop.com
本記事は株式会社にしき食品の発表をもとに作成。
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