NTTリーグワン、長崎で初開催へ

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 第13節のホスト試合が、長崎県で初めて開催される。この試合は、三菱重工相模原ダイナボアーズとトヨタヴェルブリッツが対戦するもので、2024年4月13日に長崎市総合運動公園 かきどまり陸上競技場で行われる。主催は公益財団法人日本ラグビーフットボール協会と一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン、主管は三菱重工相模原ダイナボアーズで、安達株式会社が協賛する。

この試合に向けて、三菱重工相模原ダイナボアーズは長崎県の人々に特別な優待キャンペーンを実施する。その一環として、子ども(高校生以下)を無料で招待するとともに、一般の観客に対しても優待チケットを用意している。このキャンペーンは、ダイナボアーズの2023-24シーズンクラブスローガン「心燃える瞬間を」と、長崎県ラグビーフットボール協会の理念「すべてはこどもたちのために!」を掛け合わせたものである。

また、この試合は4月13日と14日の2日間にわたり開催される「第4回長崎ラグビーフェスティバル」の一部として行われる。このフェスティバルでは、リーグワン公式戦以外にも、小学生の新人戦や長崎県中学選抜・長崎県高校選抜がそれぞれ県外チームと対戦する試合が予定されている。さらに、キッチンカーも多数来場し、フェスティバルならではの楽しい雰囲気を演出する。

三菱重工相模原ダイナボアーズのゼネラルマネージャーである石井晃は、「母体企業である三菱重工の発祥の地である長崎県で公式戦を戦えることを大変うれしく思います」とコメント。そして、「長崎での開催は母体企業をきっかけとするものではありますが、決して地域密着と乖離するものではありません」と述べ、地域とのつながりを重視する姿勢を示した。

なお、この試合のチケットは、長崎県に在住・在勤・在学の方が対象となり、2024年3月18日から4月13日まで販売される。詳細は三菱重工相模原ダイナボアーズのウェブサイトで確認できる。