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Mozilla、日本向けに無料のFirefox組み込みVPNを提供開始

Mozilla Corporationは、日本国内のユーザーに向けて、Android版およびデスクトップのブラウザ内で直接利用できる無料の「Firefox組み込み VPN」の提供を開始した。2026年3月に米国や欧州などの一部地域で無料ベータ版として先行提供を開始したサービスで、日本国内では初の提供となる。利用料金は無料で、毎月最大50GBまでのブラウジング通信を保護する。

公衆Wi-Fiのリスクに対応しブラウザへ標準統合

カフェやホテル、空港などの公衆Wi-Fiでは、保護されていないネットワークを使用した場合に通信トラフィックの覗き見や閲覧サイトの漏洩、IPアドレスからの位置情報推測や行動履歴の記録といったリスクが存在する。Mozilla Corporationは、プライバシー保護をシンプルで利用しやすいものにする取り組みの一環として、Firefoxブラウザに標準でVPN機能を組み込んだ。

本機能は、強化型トラッキング防止機能や総合的なCookie保護、プライベートブラウジング、指紋採取防止に続く保護機能として位置付けられている。

設定不要の操作性と月間最大50GBのデータ容量

デスクトップ版またはAndroid版のFirefoxを利用している場合、別のVPNアプリのダウンロードや追加設定を行う必要がなく、ブラウザのツールバーにあるVPNボタンからワンクリックでオンとオフの切り替えができる。

利用料金はかからず、毎月最大50GBまで無料でブラウジングのデータ通信が保護される。保護の対象はFirefoxブラウザ内で発生するトラフィックのみとなり、プロキシネットワークを経由してIPアドレスを隠蔽し、通信を暗号化する仕組みとなっている。

広告表示やユーザーデータの販売を行わない運用方針

一部の無料VPNアプリでは閲覧データの販売や広告挿入によって収益を得るモデルが存在するが、Mozilla Corporationはユーザーデータの販売や広告挿入を行わない方針を掲げている。

同社はプライバシー保護を重視しつつ新機能の拡充を進めており、日本語に対応した「振って要約」や、Firefox for iOSにおいてEasyListをベースとしたフィルターリストで広告をブロックする「広告ブロッカー」の段階的な提供なども展開している。

  • 機能名称:Firefox組み込みVPN
  • 利用料金:無料(月額最大50GBまで)
  • 対応OS・デバイス:デスクトップ版Firefox(バージョン149以降)、Android版Firefox
  • 保護の範囲:Firefoxブラウザ内で発生するトラフィックのみ

本記事はMozilla Corporationの発表をもとに作成しました。

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