モンテディオ山形、新スタジアム建設の発注先決定

株式会社モンテディオ山形は、新スタジアム建設の発注先を清水建設グループに決定したと発表した。清水建設株式会社東北支店と株式会社市村工務店を中心とした清水建設グループが、設計施工一体型発注方式で新スタジアムの建設を担当する。

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新スタジアムのコンセプトは「山形を繋ぐ ~Rediscovery YAMAGATA~」。天童市山王の山形県総合運動公園特設駐車場に建設され、建設費用は約158億円を予定している。Jリーグスタジアム基準要件を満たす仕様で、収容人数は約15,000人。鉄骨造・鉄筋コンクリート造の地上3階建てとなる。

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建設スケジュールは、2025年秋頃までに基本設計及び実施設計を行い、同年秋頃に建設着工、2028年春頃に竣工、同年夏頃の開業を目指している。ただし、現時点での予定であり、情勢等により変更の可能性がある。

株式会社モンテディオフットボールパークの相田健太郎代表取締役社長は、「新スタジアムをハブとし、県内全域の素晴らしい『もの』や『こと』『ひと』が繋ぎ合わさり、国内外に山形県という地域のすばらしさを発信し、また新スタジアムにご来場いただいた際にはそれらを体感できる場所となり、また県内では体感できない新しい『もの』と出会える場を造ることも目指す」とコメントしている。

清水建設東北支店の大橋成基執行役員支店長は、「モンテディオ山形のファンの皆さまやチームと一丸となって事業を前進させ、新たな観戦体験と集いの場となる『山形らしく、山形をこえる』スタジアムの実現に取り組んでまいります」と述べている。