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カネリョウ海藻とサイキンソー、海藻摂取頻度と腸内細菌属の関連を学会発表

カネリョウ海藻株式会社と株式会社サイキンソーは、海藻の摂取頻度と腸内細菌属との関連に関する横断的観察研究を実施し、共同で学会発表を行いました。解析の結果、海藻の摂取頻度が高いほど酪酸産生能のあるButyricicoccusなどの腸内細菌属と有意な関連が認められました。海藻の摂取頻度と関連する腸内細菌属を網羅的に解析した知見は世界初(カネリョウ海藻株式会社調べ、2026年9月時点)となります。

海藻摂取頻度と腸内細菌属の関連を網羅的に解析

研究では、株式会社サイキンソーが保有する腸内細菌叢や生活習慣、食品摂取頻度に関するビッグデータから、性別、年齢、海藻摂取頻度で層別化した1,000人のデータを抽出して解析を行いました。海藻を食べる頻度によって「週1回未満」「週13回」「週46回」「毎日」の4グループに分類し、主要な腸内細菌属との関連を比較しています。

解析にあたっては、年齢、性別、BMIのほか、野菜、果物、肉類、魚介類、乳製品、大豆食品など海藻以外の食材の摂取頻度を考慮した統計解析が実施されました。

酪酸産生菌の存在比や保有割合が増加

解析の結果、海藻の摂取頻度が高い人ほど7種類の腸内細菌属で存在比が有意に高く、5種類の腸内細菌属で保有者割合が有意に高いことが確認されました。一方で、タンパク質やアミノ酸、脂質の代謝物を利用する菌属であるPeptococcusは、海藻の摂取頻度が高い人ほど存在比が低くなる結果となりました。

特に、腸管のバリア機能維持や便通の調整に関与する短鎖脂肪酸の酪酸をつくる能力を持つButyricicoccusにおいては、海藻を食べる頻度が高い人ほど存在比(p=0.012)および保有者割合(p=0.005)の双方が統計学的に有意に高くなっていました。

女性では便秘傾向が少ない結果も

海藻の摂取頻度と排便頻度との関係では、全体として海藻をよく食べる人ほど排便頻度が高くなる傾向が見られました(p=0.086)。特に女性においては、海藻をよく食べる人ほど排便頻度が少ない人の割合が明確に少ない結果(p=0.034)となり、便通への影響の大きさはヨーグルトや乳酸菌飲料を摂る頻度による影響とほぼ同程度でした。

介入研究によるさらなる解明へ

本研究成果は、2026年9月11日(金)~13日(日)に開催された第73回 日本栄養改善学会学術総会において、「海藻摂取頻度と関連する腸内細菌属の網羅的解析:横断的観察研究」の演題名で発表されました。

カネリョウ海藻株式会社は今後、実際に海藻を一定期間摂取する介入研究を実施し、今回の横断的観察研究の結果との整合性を確認することで、海藻の摂取と腸内環境との関係についてさらなる解明を目指すとしています。

発表企業概要

  • カネリョウ海藻株式会社
  • 本社:熊本県宇土市笹原町 1544
  • 代表:代表取締役社長 髙木 良樹
  • ホームページ:https://www.kaneryo.co.jp/
  • 株式会社サイキンソー
  • 本社:東京都渋谷区代々木1-36-1 2F
  • 代表:代表取締役 原 洋介
  • ホームページ:https://cykinso.co.jp/

本記事はカネリョウ海藻株式会社の発表をもとに作成しています。

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