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愛媛県今治市のビニールハウスで小学3年生・田中優璃さんの個展が開催へ

愛媛県今治市の社会福祉法人来島会は、同市内の公立小学校に通う3年生の田中優璃さんによる個展「ゆりの森とキャンプ ~ビニールハウスの愉快な仲間たち~」を開催する。田中さんは、同法人が運営する「放課後等デイサービス なかよし学童くらぶ」を利用している。会場には、作物を育てる農業用ビニールハウスが活用される。

展示会場として選ばれたのは、就労継続支援B型事業所「麦の穂」が作物を育てる農業用ビニールハウスである。直前にシャインマスカットを収穫し終えたハウスを一つの大きな森に見立て、キャンプが好きな田中さんの作品世界が展開される。

会場には、本展のために制作された造形25点とスケッチ25点の計50点に及ぶ動物や昆虫などの作品が並ぶ。

相手を喜ばせたいという願いから生まれた作品群

作者の田中優璃さんは、小学校1年生より「放課後等デイサービス なかよし学童くらぶ」を利用している。相手の立場に立って言葉で気持ちを伝えることが苦手な一方、幼少期より相手を喜ばせたいという思いから、相手の好きなものを絵や造形物にしてプレゼントしてきたという。特に動物や昆虫の表現にこだわりを持ち、特徴を捉えた造形を行っている。

なかよし学童くらぶマネージャーの重松 理恵氏は、田中さんが葛藤しながらも制作を続けてきたことに触れ、繊細で伸びやかな感性と豊かな特性が作品を通して多くの人に届くことを期待していると述べている。

来島会が運営する「だんだんBASEギャラリー」は、アートや創作活動を通じて地域とつながる場として2025年春にオープンした。これまで施設利用者の創作活動に焦点を当てたギャラリーシリーズを4回開催してきた。今年度は対象を地域で暮らす障がいのある人々へと広げ、年間4回の展覧会を予定している。

今後の展覧会としては、以下の開催が予定されている。

  • 2026年12月19日~24日(予定):「杏のクリスマス・シンフォニー」
  • 2027年3月6日~15日の土・日・月曜(予定):「勇気のカタチ~切実なごっこ遊び~」

社会福祉法人来島会の概要

社会福祉法人来島会は、1994年(平成6年)の知的障害者入所更生施設「今治福祉園」開設とともに設立された。現在は障がい者福祉事業のほか、児童福祉事業や高齢者福祉事業、公益事業(委託事業)など21施設・55事業を運営している。

  • 団体名:社会福祉法人 来島会
  • 代表者:理事長 越智清仁
  • 住所:〒794-0028 愛媛県今治市北宝来町二丁目2番地12
  • 創立:1993年6月
  • 事業:障がい者福祉事業、児童福祉事業、高齢者福祉事業、公益事業(委託事業)他

本記事は社会福祉法人来島会の発表をもとに作成。

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